資産形成

確定拠出年金(401k)の運用テクニック 投資信託選びのコツとは!?

2015年4月30日

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今回は運用目標を達成するための確定拠出年金(401k)の運用テクニックについてお話していきます。「月5万円の掛金で30年間5000万円の資産を形成するために年間6%で運用する」この運用目標を達成するためには、一つの手として投資信託を利用するというものがあります。もちろん投資信託は元本保証ではない運用商品ですから、少なからず元本割れのリスクを伴います。ただ上記で示した年間6%という運用利回りはこの低金利の時代に元本保証の定期預金等や元本確保型の運用商品では達成することはほとんど不可能といって良いでしょう。そこでリスクとリターンのバランスを考えながら投資信託をうまく組み合わせていく必要性が出てくるというわけです。

 

目標の運用利回りに見合う投資信託等の資産配分を考える

確定拠出年金(401k)の運用における資産配分とは、「運営管理機関」が提示する運用商品(預金や有価証券、保険商品等)の組み合わせのことです。

あらかじめお伝えしておきたいのは、この組み合わせなら確実に目標の運用利回り、今回の例でいえば年6%の利回りで運用できるというものはありません。

ただざっくりとで構わないので、それぞれの運用商品の特徴、とくにリスクとリターンの高低を把握した上で、組み合わせを考えていくという作業が必要不可欠といえるでしょう。

定期預金は元本保証の運用商品ですから、これを最もローリスクローリターンと考えて、以下に各々の投資信託がどのくらいのリスクリターンとなるかを並べてみましょう。

 

リスク

低い 定期預金 < 国内債券型投信外国債券型投信国内株式型投信外国株式型投信 高い

 

リターン

低い 定期預金 < 国内債券型投信外国債券型投信国内株式型投信外国株式型投信 高い

 

個別の投資信託の特性によって上記のリスクリターンの高低が当てはまらない場合は少なくありませんので、厳密には各個別の投資信託ごとに検討していく必要がありますが、まず基本として押さえていただきたいところは上記のようになります。

上記に照らし合わせると、今回の目標の運用利回りは年6%と比較的高めになりますので、相対的にリスクリターンの高い国内ないしは外国の株式型投信にある程度の割合、たとえば過去の運用利回りから算出すると両者合算で7割程度を入れるといったように検討し、先ほども申し上げたとおり一発で最適な資産配分はできない前提で一旦配分を決めてしまうことが肝腎です。

 

投資信託選びのコツは3つ!

ここで簡単にではありますが、投資信託を選ぶ際のコツを以下に説明します。

 

1. まず運用方針をチェック!

投資信託の運用方針は投資信託説明書(交付目論見書)の前半のページに必ず記載されています。

株式型であれば、株価指数等に連動するように運用するパッシブ型なのか、運用会社やファンドマネージャーが独自に銘柄選定を行い運用するアクティブ型なのか、また債券型であれば、運用対象が国債なのか、公社債なのか等を必ず確認するようにしましょう。

 

2. 次に実績(リスクリターン)を把握しよう!

直近の運用成績は運用報告書や運用レポートで確認することができます。

これはあくまでも過去の成績ですからこれから将来同様のリスクリターンでパフォーマンスを発揮し続けられるという保証はどこにもありません。

ただあくまでも参考としてであれば把握しておくに越したことはないといえるでしょう。

 

3. 最後に意外と見落としがちなコストを必ず確認!

投資信託の信託報酬は運用期間中のランニングコストですから必ずチェックしておきましょう。

とくに確定拠出年金(401k)の運用は短期勝負ではなく長期間にわたるものですから、コスト負担がどの程度になるかを把握できているかどうかはゆくゆく大きな差となる可能性があります。

もちろんコストは低いに越したことはありませんが、保有期間中のリターンやサービスの水準に見合ったコストかどうかを様々な投信を見比べることによって比較検討しましょう。

 

確定拠出年金(401k)の運用テクニック

先ほどお伝えしたように資産配分、とくにリスクを伴う投資信託のような運用商品を使って目標の運用利回りを達成するのはこれで確実という方法はありません。

そこで確定拠出年金(401k)の制度を利用して以下の3つのテクニックを使って資産配分の最適化を行うようにすると良いでしょう。

 

1. モニタリング

この「モニタリング」とは、日々変動する運用資産の時価評価を定期的にチェックすることです。

チェック項目としては、①各運用商品の時価評価の変化、②トータルでのご自身の資産残高の推移の2つが考えられます。

① 各運用商品の時価評価の変化のチェックは年4回が目安

確定拠出年金(401k)の個人別残高表が送付される時期(運営管理期間によって違いますが通常は年1回)を含めておよそ3ヶ月に1回を目安としてチェックしたほうが良いでしょう。

② トータルのご自身の資産残高は年2回が目安

これは頻繁に行うものではなく、半年に1回を目安としてチェックしていきましょう。

もしその時間も取りづらいということであれば、年1回でも構いません。

ただこれは長期間にわたる運用の中でご自身のトータルの資産残高が運用目標の給付金総額に対して現在(いま)どの程度まで到達するかを把握するという非常に大切な作業ですので、必要不可欠なものであるとの認識はつねに持っておきましょう。

 

2. 配分変更とスイッチング

① 配分変更

配分変更とは、毎月の拠出金で購入する運用商品の比率を変更することです。

目標の運用利回りを達成するために運用状況に応じて適宜変更していく必要があります。

またこの配分変更にコストはかかりません。ただし、モニタリングを定期的に必ず行うという前提でなければなりませんし、むやみやたらと配分変更するのは得策ではないことも心得ておきましょう。

② スイッチング

現在保有している運用商品を売却・解約して、他の運用商品に買い換えることをいいます。

このスイッチングには投資信託のコストの一つである信託財産留保額がかかる場合がありますのでコスト負けしないよう注意を要します。

 

3. リバランス

リバランスとは、加入当初に決めた運用方針を守るために、徐々にバランスが崩れていく資産を元のバランスに修正し、一貫性を保たせることをいいます。

注意としてはスイッチング同様にコストがかかる場合があるということです。

また几帳面な方に多いのですが、金額や資産配分をピッタリにしようとするのは日々時価評価が変化する状況下では現実的ではありませんので、ある程度は鷹揚に考えることも大切です。

 

確定拠出年金(401k)の運用〜まとめ〜

ここまでこれがおすすめ!2016年からはじめる確定拠出年金(401k)の運用と合わせて確定拠出年金(401k)での運用方法についてお話してきました。

大枠の運用目標の立て方や運用の手順、制度を利用した運用テクニックについては余すところなくお伝えしたつもりです。

ただここからさらに踏み込んでどの商品にどのくらい運用したら良いかというお話になるとみなさん全員に当てはまる最適な運用方法というのはありません。

前回もお伝えしましたが、みなさん個々人ごとに運用目標からして同じということは考えづらいわけですから、運用方法も個々に同じものというわけにはいきません。

ここから先はぜひみなさんそれぞれで試行錯誤して実践していってください。

もし助言が必要な際は私たちL!NX(リンクス)にいつでもお声かけくださいね。

 

 

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