保険

デメリットではない?収入保障保険と定期保険の違い

2015年5月1日

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今回は最近人気のある「収入保障保険」について解説していきます。収入保障保険は定期保険に分類されますので、「掛け捨て型で有期型」のものが多いです。ここからは、この収入保障保険はみなさんにとって本当に必要なものかという観点からその仕組みや特徴についてみていきましょう。

 

収入保障保険と一般的な定期保険の違いとは?

収入保障保険は保障期間内に「万が一」が起きた際に保険金が受け取れる保険です。

ここまでは一般的な定期保険と同じです。

一般的な定期保険と大きく違う点は、保険金額が毎月減少していくことです。

収入保障保険はご家族が一度に保険金を何千万円も受け取るというよりも、毎月分割して数十万円の保険金を受け取っていただくことを想定して作られた保険なので、たとえば亡きご主人に代わって保険会社が毎月のお給料のように奥さんへ保険金を振り込み続けるというような保険なのです。

もう少し詳しく解説していきましょう。

一般的な定期保険は「死亡したら6000万円」といった条件が10〜30年間継続するので、たとえば30歳から60歳までの間に亡くなってしまったら、そのタイミングで6000万円が奥様に振り込まれます。

つまり、保障期間内にいつお亡くなりになってしまっても6000万円の保障があるということです。

これに対し、収入保障保険は上記のとおり毎月保険金額が減少していくので、収入保障保険に加入した直後に死亡すると最も保険金額が大きく、満期近くになればなるほど保険金額は減少していくタイプの保険です。

これはイメージ図をご覧いただいたほうがわかりやすいと思いますので、以下をご覧ください。

 

収入保障保険のイメージ図

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注:上図はあくまでもイメージです。実際の収入保障保険をご契約される際は保険金額や保障期間等が異なる場合があります。詳しくは個別の商品ごとの約款、契約書面等をご覧ください。

 

上記のイメージ図からお分かりいただけるように、一般的な定期保険は30年間ずっと6000万円の保障があるのに対し、収入保障保険は6000万円から保険金額が毎月減少していき、たとえば40歳の時点で4000万円、50歳の時点ならば2000万円というように、保険加入直後が最も保険金額が大きく、満期の60歳に近づくにつれて保険金額が減少していきます。

 

収入保障保険で保険金額が減少していくのはデメリットなのでは!?

ここでみなさんから「保険金額が減ってしまったら困るじゃないか」というご意見が出てくるのはごもっともです。

たしかに保険金額が減ってしまったら困るというケースでは一般的な定期保険を選ぶことをおすすめしますが、ほとんどの場合、収入保障保険のほうが適しているといって良いでしょう。

それはなぜでしょうか?

理由は簡単で、みなさんの人生においてずっと同じ保険金額が必要という方は少ないからです。

よく考えてみましょう。

たとえば、「30歳のお父さんが2人のお子さんがまだ小さい時に亡くなってしまう」のと「55歳のお父さんが2人のお子さんが社会人になった後に亡くなってしまう」のとでは必要な保険金額が大きく異なるはずです。

30歳でお父さんが亡くなってしまったら、奥さんと2人のお子さんのその後の生活費や教育費、住宅費等がたくさんかかるので、その分多くの保険金額が必要となります。

これに対し、55歳のお父さんに保障がいらないというわけではないでしょうが、2人のお子さんが大学を卒業して社会人になって立派に働いて稼いでいるならば、2人のお子さんの生活費や教育費はほとんど不要といえます。

奥さんが年金をもらえるようになるまでの期間の保障があれば十分であるということもできるでしょう。

若くしてご家族を残して亡くなられてしまった場合は多くの保障額が必要ですが、晩年までしっかりと働いてお子さん達を立派に育て上げたお父さんならそれほど多くの保障は必要ないのです。

だからこそ、お父さんが元気に働いて毎月お給料をもらって来たら、その分の保険金額は毎月減少していったとしても問題はないはずです。

そういった意味では、収入保障保険は合理的な保険の仕組みであるということができます。

 

だから収入保障保険は一般的な定期保険に比べて・・・

さらに、加入時点の保障金額を同じにして、同じ期間の保険を掛けるといった場合、一般的な定期保険と収入保障保険を比較すると収入保障保険のほうが毎月の保険料が安いのです。

理由は一目瞭然ですよね。

ずっと同じ保険金額が約束される保険と、毎月保険金額が減少していく保険を比較すれば、保険金額が減少していく保険のほうが保険料も安くなります。

収入保障保険は少ない保険料でも一定の保険金額が必要な方にはおすすめの保険といえます。

ただし、これは一般的な定期保険よりも収入保障保険のほうがおすすめといっているわけではなく、あくまでもご自身の今後の人生観やライフプランニングに応じてどちらかを選んだり、両方加入したりということが必要な場合ももちろんあります。

ご自身に合った保険を選ぶ際にはそれぞれの特徴に十分気をつけながらお選びになることが必要不可欠です。

 

 

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