税金

これでスッキリと理解!所得税の計算方法

2015年7月7日

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07月07日

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日本の税法上約50種類ある税金の中でも所得税はみなさんが資産形成を行なっていく上で非常に重要です。そこで今回は所得税の計算方法についてお話していきます。前回お伝えした通り所得の種類は10種類ありますのが、今回はみなさんにとくに関わりの深いであろう給与所得と事業所得を具体例として挙げて説明します。

前回記事:いくつある?所得税法上の所得の種類

 

所得税の計算方法は3ステップある!

実際に所得税を計算するには、その手順として以下の3つのステップがあります。

ステップ1. [総所得金額] ー [所得控除合計額] = [課税総所得金額]

ステップ2. [課税総所得金額] × [税率] ー [速算控除額] = [算出税額]

ステップ3. [算出税額] ー [税額控除合計額] = [納付所得税額]

※ 実際に納付する金額は[納付所得税額]に復興特別所得税額を加算してものになります。

上記ステップ2で[課税総所得金額]に対する[算出税額]を求める際には、以下の「所得税速算表」によって計算します。

 

課税総所得金額 税率 速算控除額
195万円以下 5% 0円
195万円超 〜 330万円以下 10% 97,500円
330万円超 〜 695万円以下 20% 427,500円
695万円超 〜 900万円以下 23% 636,000円
900万円超 〜 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円超 〜 4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

※ 平成27年以降分に適用。

 

具体例を挙げて計算してみよう!所得税の計算

ここからは、上記の所得税の計算方法3ステップに基づいて、会社員等の給与所得者の場合と個人事業主等の事業所得者の場合、それぞれの所得税額を具体例を用いて計算していきます。

※ 以下は平成27年現在の税法に従って算出しています。

 

給与所得者の場合

  • 年収(賞与を含む):600万円
  • 社会保険料    :  45万円
  • 妻 専業主婦・無収入
  • 長女 大学生(19歳)・長男 高校生(16歳)

ステップ1. [総所得金額] ー [所得控除合計額] = [課税総所得金額]

まず、給与所得者の場合、[総所得金額]は給与から給与所得控除を差し引いた金額になります。

※ 給与所得控除についてはこちら(所得税を理解するために!所得と収入の違いとは?)をご参照ください。

給与所得控除は以下の表の通りになります。

スクリーンショット 2015-06-10 11.05.20

上の表から[総所得金額]を計算すると、

600万円ー(600万円×20%+54万円)=426万円・・・[総所得金額]

一方で、所得控除合計額は、社会保険料控除額45万円・配偶者控除額38万円・扶養控除額101万円(長女63万円/長男38万円)・基礎控除額38万円を足し合わせたものとなるので、計算すると、

45万円+38万円+101万円+38万円=222万円・・・[所得控除合計額]

※ 所得控除についてはまた後日別の回で詳しく説明します。

以上から、[課税総所得金額]を計算すると、

426万円ー222万円=204万円・・・[課税総所得金額]

ステップ2. [課税総所得金額] × [税率] ー [速算控除額] = [算出税額]

[算出税額]は先ほどご紹介した「所得税速算表」を使って計算します。

204万円×10%ー97,500円=106,500円・・・[算出税額]

ステップ3. [算出税額] ー [税額控除合計額] = [納付所得税額]

今回は[税額控除合計額]は0です。

※ 税額控除については後日別の回で詳しく説明します。

よって、[納付所得税額]を計算すると、

106,500円ー0円=106,500円・・・[納付所得税額]

※ 実際の納付金額は、この106,500円に2.1%を乗じた額2,200円(100円未満切り捨て)が上乗せされ、108,700円となります(平成49年まで)。

 

事業所得者の場合

  • 事業所得 :710万円(必要経費および事業専従者控除は控除済み)
  • 社会保険料:  36万円
  • 長女 大学生(19歳)・長男 高校生(16歳)

ステップ1. [総所得金額] ー [所得控除合計額] = [課税総所得金額]

この場合、[総所得金額]は事業所得そのまま710万円・・・[総所得金額]

[所得控除合計額]が社会保険料36万円・扶養控除額101万円(長女63万円/長男38万円)・基礎控除額38万円を足し合わせたものなので、計算すると、

36万円+101万円+38万円=175万円・・・[所得控除合計額]

以上から[課税総所得金額]を計算すると、

710万円ー175万円=535万円・・・[課税総所得金額]

ステップ2. [課税総所得金額] × [税率] ー [速算控除額] = [算出税額]

[算出税額]は給与所得者と同様に「所得税速算表」を使って計算します。

535万円×20%ー427,500円=642,500円・・・[算出税額]

ステップ3. [算出税額] ー [税額控除合計額] = [納付所得税額]

今回は[税額控除合計額]は0です。

よって、[納付所得税額]を計算すると、

642,500円ー0円=642,500円・・・[納付所得税額]

※ 実際の納付金額は、この642,500円に2.1%を乗じた額13,400円(100円未満切り捨て)が上乗せされ、655,900円となります(平成49年まで)。

所得控除や税額控除についてわからないままで計算だけみると少しもやもやするかもしれませんが、ここでは一通り所得税の計算方法が3つのステップを踏む必要があり、その3つのステップがそれぞれどの金額を算出するためのものなのかを大掴みにでも押さえていただければと思います。

 

 

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