老後資産形成

「老後破産」を避けるために 老後資金の準備は40代から?

 

 

「老後破産」を防ぐためには”老後資金の準備”という対策が欠かせません。それでは老後資金の準備とは目安としていつから始めていくらあれば準備万端といえるのでしょうか?一般的には40代から準備した方が良いといわれることが多いですが、40代からが老後資金準備の開始時期として適していると本当にいえるでしょうか?今回はこれらについてお話していきます。

 

「老後破産」を避けるために 老後資金の準備はいくらあれば足りる?

「老後破産」を避けるために、みなさんが公的年金の受け取り以外で準備する必要のある資金の総額は一体いくらあれば足りるでしょうか?

老後資金の準備と一口にいっても、みなさんが会社等を定年退職して老後の生活に入ってから生を全うされるまでの間にいくらの資金を準備する必要があるかというのは、みなさんの家族構成、現状の保有資産や収支状況、そして実際に何歳で生を全うされることになるかによって大きく異なります。

ですから、ここからお話する老後資金の準備の総額はあくまでも一つの目安として捉えてください。

この点については以前の記事でご紹介したことがありますので、以下に引用します。

 

現状ですと、退職後のご夫婦が経済的に一定以上のゆとりを持って生活するためには毎月35.4万円必要といわれています(生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成25年度より)。

60歳から80歳までをご夫婦で毎月35.4万円で生活した場合、8496万円(=35.4万円/月×12ヶ月×20年)が総額で必要になります。

一方、公的年金は夫が厚生年金(第2号被保険者)、妻が国民年金(第3号被保険者)だったとすると、それぞれ平均年金月額は14.8万円、5.5万円です(厚生労働省 平成25年度厚生年金保険・国民年金事業の概況についてより)。

公的年金を65歳から受給すると考えると、3654万円(=(14.8万円/月+5.5万円/月)×12ヶ月×15年)が80歳までに受け取れる年金の総額となります。

よって、差し引きすると、4842万円(=8496万円ー3654万円)が不足分となるわけです。

これがおすすめ!今年(2015年)からはじめる確定拠出年金(401k)の運用より引用

 

ここで少し補足しておくと、直近の平均寿命は男性が約80歳、女性が約86歳ですので、今回は夫婦ともに80歳で生を全うされた場合で計算しました。

またこの点は十分ご注意いただきたいところですが、公的年金制度は将来的に受給総額が減少することや受給開始年齢が引き上がることによって一層厳しくなることが想定されます。

そう考えると、キリ良く計算するためということもありますが、老後資金の準備の総額としては最低ラインで5000万円は確保しておく必要があると捉えておいた方が良いでしょう。

 

「老後破産」対策 老後資金の準備は40代からで十分間に合う?

冒頭で老後資金の準備は40代からというその開始時期として良いと言われることが多いとお伝えしました。

まず一言で結論から言ってしまえば、老後資金の準備の開始時期は早ければ早いほど良いということになります。

先ほどお話したように老後資金の準備の総額が最低5000万円であるとすると、「定年退職する60歳までに5000万円を貯める」というゴールが決まります。

このゴールから逆算して、月々いくらずつ積み立てて、金利や運用利回りが年何%あれば良いかというのを計算するのは簡単に計算できます。

つまり、ゴールの年齢と金額が決まっているわけですから、老後資金の準備の開始時期、スタートを早く設定すればすれほど月々の積み立て額を少額で、また金利や運用利回りの年利を低く見積もることができるため、みなさんの負担は減ることになります。

ここで一つ例を挙げておきます。

ここに40歳、30歳、20歳の3名がいたとします。

それぞれ老後資金の準備として「60歳までに5000万円を貯める」ことを目標にしています。

ここで3名ともにここでは月5万円ずつ積み立てていったとした場合、年何%の利回りがあれば目標に到達することができるでしょうか?

さてこれを計算するためにはMORNINGSTARの金融電卓を活用すると大変便利です。

これは資金、毎月の掛金、年数、目標金額を入力すると、自動計算で必要となる年間の運用利回りを算出してくれるという便利なツールです。

今回は3名に共通して資金は0円、毎月の掛金は5万円、目標金額は5000万円。年数は60歳からそれぞれの年齢を引いたものになりますから、40歳が20年、30歳が30年、20歳が40年となります。

さてそれではこの数字を入力して年間の運用利回りを計算してみると、以下のような結果が出ました。

40歳  →  年12.1%

30歳  →  年6.0%

20歳  →  年3.4%

上記のようにかなり大きな差が生まれることが一目でわかるかと思います。

ちなみに銀行の普通預金が年平均0.02%という超低金利時代ですので、どの世代にも共通していえることは、上記の例のように元手となる資金を0として毎月コツコツ積み立てて老後資金の準備していくためには預貯金以外の金融商品で運用する必要があるということです。

またかなり変動がありますが、株式投資を行なうとして現状の日経平均の益利回りは5〜6%程度となっています。

リスクをかなり上げても現状では10%以上の運用利回りで資産形成していくのはかなりハードルが高いと考えていただいた方が良さそうです。

そう考えると、上記の例のように月5万円で目標の「60歳までに5000万円を貯める」には20〜30代から開始するのが望ましいといえるでしょう。

それでは40代の方はどうすれば良いかといえば、少々ハードルは上がってしまいますが元手となる資金なしで目標まで到達させるには月々の積み立て額を引き上げるという結論になります。

先ほどの例で40歳の方が資金0円、月10万円積み立てたとすると、年間の運用利回りは6.7%と算出されます。

これは現状から考えればギリギリのラインといえそうです。

もちろん既にいくらかの元手となる資金がある方もいらっしゃるでしょうし、月々の掛金を無理のない金額と考えた時に5万円では多過ぎるという方や逆に少な過ぎるという方様々でしょう。

また先ほども申し上げたとおり「60歳までに5000万円を貯める」というのも、たとえば定年退職した後も働いて収入を得る予定なのでそこまで貯める必要がないという方もいらっしゃるでしょうから、あくまでも目安に過ぎません。

ただ「老後破産」を避けるための対策は必要不可欠ですので、みなさんそれぞれでご自身やご家族の状況に合わせて、目標を立て、そこから逆算して月々いくら積み立てて年何%で運用する必要があるかをまずは知ることから始めていただきたいと思います。

 

 

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