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中国経済崩壊!?2015年人民元切り下げはまだ続く?

 

 

中国当局は8/11〜13の3日間にわたって連日人民元の切り下げを行ないました。人民元といえば直近まで切り上げが通例化していましたので、この連日の切り下げのニュースは世界に衝撃を与えたといっても過言ではありません。これをもって中国経済は今年(2015年)末以降に崩壊するのではとの説も出てきています。そこで今回はこれについて今後も人民元切り下げが続くかどうかと合わせて考えていきたいと思います。

 

ロイターの記事によると

コラム:人民元切り下げ、「裏切られた信仰」の代償

2015年 08月 18日 13:56 JST Edward Chancellor

[ロンドン 17日 ロイター BREAKINGVIEWS] – 金融市場は宗教と同様、信頼に根差したネットワークである。市場を構成する資産と負債の複雑な構造は、信念という土台によって結び付いている。しかし宗教と異なり、金融市場の教義は時として間違いであったことが判明する。

われわれは先週、そうした瞬間を経験した。中国当局が人民元の切り下げに踏み切った瞬間だ。

中国経済は先進国を上回るペースで成長しているのだから人民元は上昇を続けるに決まっている、というのが長年にわたる市場の総意だった。中国当局は人民元をドルにペッグ(連動)させながらも、徐々に上昇するのを許してきた。このため中国人民銀行がペッグを緩め、人民元を下落させる決定を下したことは市場を驚かせた。

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[コメント]

歴史に学ぶなら、市場の深い信仰が裏切られた時には悪い事態が起こる。

今回の8/11-13の人民元切り下げは中国の国家戦略上大きな転換点だったと思います。

輸出を増加させるために云々の前に、不動産や株式が暴落しても人民元をこれまで切り下げなかったのはなぜかを考える必要があります。

それはすべて人民元の国際通貨化のために、今年5年に一度のチャンスが巡ってきたIMFのSDR入りを果たすためでしょう。

この人民元の国際通貨化を意図した動きというのはここ最近のAIIBやBRICS新開発銀行の設立などによっても証明されているといえます。

その中にあってもなお人民元の切り下げに踏み切った、というよりは踏切らざるを得なかったのはあきらかに中国の実体経済が表向き出されているよりも大きく傷んでいることに他ならないかと。

ですから、人民元の切り下げは今後も断続的に行なわれる可能性が高いと思いますし、国内経済を立て直す方向のものであれば何でもやるでしょう。

しかしおそらくは無理に立て直すことにならざるを得ないわけですから、見かけ上うまくいった場合でもバブル化させてしまうのではないでしょうか。

最も怖いのがこの次なるバブルが破裂した時かなと想像を巡らせています。

もちろん次なるバブルが発生しなくても、このまま株価や不動産価格が下落し、投資家の債務超過による破産、そしてこうした投資家に融資をしていた銀行の破綻から金融危機にそのまま突入という可能性も否定できません。

いずれにせよ中国経済が前途多難であることだけはたしかで、これが世界経済全体に与える悪影響は大きなものとならざるを得ないでしょう。

※ 人民元切り下げが日本株に与える影響についてはこちら(中国・人民元切り下げが与える日本株への影響とは?)をご参照ください。

 

【コメントした人】

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