ニュースを読み解く

米国の利上げ時期、9月の可能性はもうないのか?

2015年8月30日

11views

, , , ,

 

 

来月、2015年9月が米国の利上げ時期でほぼ確定的とつい最近まで考えられていました。しかし先週、8/24〜28の世界同時株安から始まった株式市場の大変動の影響で状況は一変。9月は見送る可能性が高いというのが大勢的になっています。それでは米国はいつ利上げに踏み切るでしょうか?本当に9月利上げの可能性はないのでしょうか?今回はこの点について考えていきたいと思います。

 

ロイターの記事によると

7月米消費支出増加、年内利上げの可能性残す

2015年 08月 29日 01:13 JST

[ワシントン 28日 ロイター] – 米商務省が28日発表した7月の個人所得・消費支出統計は、消費支出が前月から0.3%増加した。自動車の購入が伸び、全体水準を押し上げた。経済の底堅さを示す新たな証拠として、米連邦準備理事会(FRB)が年内に利上げする可能性を残した。

消費支出は国内総生産(GDP)の3分の2を占める。

市場予想は0.4%増だった。6月の数字は当初発表の0.2%増から0.3%増へ上方修正された。7月のインフレ調整後の消費支出は0.2%増だった。前月は横ばいだった。

好調な消費支出は、第2・四半期の勢いを引き継いだとみられる。前日発表された第2・四半期GDP改定値は年率換算で3.7%増だった。

7月の消費支出のうち自動車や家具などの耐久財は1.1%増で、前月の1.1%減からプラスに転じた。自動車の購入は上昇幅の約半分を占めた。電気・ガスなどのサービスは0.2%増加した。

全文を読む

 

[コメント]

 

経済に勢いがあることを示す今回の統計は、中国経済の鈍化懸念から世界的に金融市場が混乱し、FRBが9月に利上げする可能性は低くなる中で発表された。ニューヨーク連銀のダドリー総裁は今週、9月の利上げ開始は「数週間前に比べると切迫度が減っている」と述べている。

 

9/16-18のFOMCで米国の利上げがなされるかどうかですが、年内の利上げ観測が消えていない以上可能性はもちろんあるでしょう。

ただ今般の中国発の世界同時株安で米国株もかなり上下に振られましたらから、一旦9月を見送って10-12月で判断する向きがやや優勢になってきたのではないでしょうか。

米・消費支出は増加し、”経済の底堅さを示す新たな証拠”になった部分もあるのでしょうが、その一方で”インフレ圧力は引き続き弱かった”というのが気になるところ。

7月の米・雇用統計が「底堅い内容」と評価された後から今般の世界同時株安前でもこのインフレ率、現在のインフレ率もそうですが予想インフレ率もやや下落していることから、利上げがまだ望ましい時期と言い難い部分があるとの見方も少なからずされています。

こう考えると経済指標によってまちまちの感が大きいですが、はたしてどうなるでしょうか?

一先ずは来週末(9/4)の8月米・雇用統計の結果に注目ですね。

※ FOMCとは・・・Federal Open Market Committeeの略で、日本語では「連邦公開市場委員会」と訳される。FRBが定期的に開く金融政策の最高意思決定会合。

※ ※ 米国の利上げ時期に関するその他の記事は以下をご参照ください。

米・FOMC議事録を読み解く〜米国利上げ時期への影響は?〜 投稿日:2015/8/21

米・雇用統計発表!米国の利上げ時期への影響は? 投稿日:2015/8/9

 

【コメントした人】

IMG_0417

L!NX(リンクス)株式会社専務取締役/資産形成.com運営責任者 鈴木優一(プロフィール

「資産形成.com運営責任者の鈴木です。ここでは、経済・金融関連のニュースを私の所感を含めて取り上げさせていただきます。その他のニュースについてはNewsPicksでコメントしておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです」

 

 

セミナー情報

11125590_1642562029306574_815304011_n

 

L!NX(リンクス)はみなさんの資産形成にお役に立てるため、定期的に無料のセミナー開催を行っております。

セミナー詳細はコチラ

 

個別相談のお申し込み

DSC_3707

 

全員が大手金融機関出身!

選りすぐりのL!NX(リンクス)講師陣に個別にご相談されたい方は下記よりご連絡ください。

個別相談のお申し込みはコチラ

 

現在、セミナーは無料、個別相談は有料(1回3,000円)とさせていただいております。

※ セミナー受講後の個別相談は初回に限り無料です。

 

【ご留意事項】
本セミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品毎に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。
また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります(信用取引、先物・オプション取引では差し入れた保証金・証拠金(元本)を上回る損失が生じるおそれがあります)。
商品毎に手数料等及びリスクは異なりますので、詳細につきましては、SBI 証券WEB サイトの当該商品等のページ、金融商品取引法に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

 

【個人情報の取扱いについて】
本セミナーは、リンクス株式会社(以下弊社)により運営されており、個人情報は弊社で管理いたします。
取得いたしましたお客様の個人情報は弊社セミナー、商品サービスのご案内など弊社の利用目的の範囲内で利用させていただきます。


 

資産形成.com の最新情報をチェック!