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中国がGDP統計の嘘を是正するって本当!?

 

 

株価の急落や景気の失速、実体経済の悪化から経済崩壊の危機が心配される中国。この中国は以前から公表する経済指標に水増し等の嘘があるのではないかと疑われています。そこでこの度中国国家統計局はGDP統計を是正することを発表しました。気になるのはこれで中国のGDP統計の嘘が完全に是正されるかどうかです。今回はこれについて考えていきましょう。

 

ロイターの記事によると

中国、GDP算出方法を変更 季節要因測定より正確に

2015年 09月 9日 15:24 JST

[北京 9日 ロイター] – 中国国家統計局は9日、国内総生産(GDP)の算出方法を変更したと発表した。

中国のGDP統計をめぐっては、その信ぴょう性を疑問視する声がこれまでにもあり、成長率達成のための地方政府によるデータ水増し疑惑がたびたび指摘されている。

統計局によると、これまでの四半期GDPは集積された数字がもとになっていたが、今後は四半期の経済活動をベースにGDPを算出し、季節要因の測定をより正確にし、短期的な変動を今までよりも反映させる。

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[コメント]

季節要因測定をより正確にしただけで、中国の国家統計局が発表する経済指標の信憑性がどこまで改善されるのかという疑問しか浮かんできませんね。

統計局によると、新たな算出方法は先進主要国基準に沿っており、国際通貨基金(IMF)の特別データ公表基準(SDDS)採用に向けた一歩となる。

本当にそうでしょうか?

これで”地方政府によるデータ水増し”等がきちんと測定され直すわけではないですから、IMFのSDDS採用の一歩になっていると考える方が無理筋だと思います。

このミニマムチェンジで統計が正確になっても経済成長率は7%台に乗せていると強弁されても誰も信用しないのではないでしょうか。

※ IMFとは・・・International Monetary Fundの略で、日本語では「国際通貨基金」と訳される。国際金融、並びに、為替相場の安定化を目的として設立された国際連合の専門機関のこと。

※ ※ SDDSとは・・・Special Data Dissemination Standardsの略で、日本語では「特別データ公表基準」と訳される。国際通貨基金(IMF)が世界的な金融危機を未然に防ぐための取組の一つとして1996年に策定した経済・金融データに関する公表の基準のこと。

※ ※ ※ GDPの基礎知識についてはこちら(経済の意味と仕組み、GDP(国内総生産)を簡単にわかりやすく解説!)を参照のこと。

※ ※ ※ ※ 中国関連の記事は以下をご参照ください。

1 中国経済は崩壊へ向かう!?8月製造業PMI、3年ぶりの低水準 投稿日:2015/9/1

2 中国経済崩壊はこれから!?東南アジアの経済成長も赤信号? 投稿日:2015/8/31

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