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機械受注統計の推移からわかる日本の景気先行きの危うさとは?

 

 

2015/9/10、内閣府が発表した7月機械受注統計は事前予想を覆す悪い結果に沈みました。これで6月、7月と連続して前月比マイナスで推移。設備投資の先行指標であり、かつ、景気動向指数の先行指数としても注目されている機械受注統計。これが示す日本の景気の先行きについて今回は考えていきたいと思います。

 

ロイターの記事によると

7月機械受注は予想外の連続減少、投資計画実行に慎重化の兆し

2015年 09月 10日 10:31 JST

[東京 10日 ロイター] – 内閣府が10日に発表した7月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比3.6%減となり、予想外の2カ月連続減少となった。

製造業・非製造業ともに落ち込んだ。中国経済減速をきっかけとした経済不透明感を背景に企業の投資マインドが慎重化し、設備投資計画の実行を様子見している可能性がある。

内閣府は判断を「持ち直しの動きに足踏み」として下方修正した。

7月は、6月の7.9%減の大幅減少に続き、2カ月連続の減少。増税等の影響があった昨年4、5月以来の連続減少となった。ロイターの事前予測調査では3.7%増と予想されていたが、これを大幅に下回った。前年比では2.8%増だった。

全文を読む

 

[コメント]

7月機械受注は船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)が前月比3.6%減、2ヶ月連続減少。

前月6月が前月比7.9%減と大幅な減少に沈んでいたので、事前予想は3.7%増と戻しが入るかと思われていただけにこれはネガティブサプライズですね。

機械受注は設備投資の先行指標であり、景気動向指数の先行指数でもありますから、これでまた日本の景気の先行きの翳(かげ)りを懸念せざるをえません。

しかも今回の内訳が製造業・非製造業ともに落ち込んだのに対し外需が前月比10.2%増と海外からの機械受注額がしっかりしているというのもプラス材料になりませんね。

おそらく中国経済の減速が大きく響いて今後外需も落ち込んでいく可能性が高いでしょう。

予想を超えた悪い結果でこれは正直驚きました。

※ 機械受注統計とは・・・内閣府が毎月の機械受注統計調査の中で公表する設備用機械類の受注状況を調査した経済指標のこと。本統計において「船舶・電力分を除いた民間需要(季節調整値)」は3カ月から半年先の民間設備投資の動向を示す先行指標とされており毎月その結果が注目されている。景気動向指数の先行指数でもある。

※ ※ 景気動向指数についてはこちら(景気の意味〜景気循環の種類〜景気動向指数とは)を参照のこと。

 

【コメントした人】

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