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おすすめされても買ってはダメ!?新興国投資の見通しは真っ暗?

 

 

先進国よりも高成長、金利や利回りが高く資源国が多いとの理由で新興国債券や新興国株式、またこれらを組み入れた投資信託をおすすめする証券会社や銀行が多いです。しかしそれとは裏腹に2015年の新興国市場への資金流出入は、この27年で初の流出超の見通し。そこで今回は資産形成や資産運用を行う上で新興国投資は今後有効といえるかについて考えていきましょう。

 

ロイターの記事によると

訂正:アングル:底なしの新興国売り、割安でも投資家戻らず

2015年 10月 6日 19:52 JST

[ロンドン 5日 ロイター] – 2015年の新興市場への資金流出入は、この27年で初の流出超となりそうだ。新興市場の株式、通貨、債券に下げ止まる兆しが見えない中、こうした資産にあえてマネーを投じようという投資家は見当たらない。

過去30年ほどの新興市場の動向を見ると、一時的なショックや急激な下げに見舞われたあと、大胆な投資家が割安になった資産を買い漁り大きなリターンを手にする、というのがいつものパターンだった。

ところが今回は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げとそれに伴う米ドル高への警戒感や、コモディティー(商品)価格の下落、中国経済の減速など悪条件が重なった結果、これまでのパターン通りにはなっておらず、新興市場はすでに2年以上にもわたって鈍化が続いている。

国際金融協会(IIF)のデータによると、今年の途上国への資金流出入は、1988年以降で初の純流出になる可能性が高いという。

ファンドは今回の新興国危機について、これまでのような広範囲のデフォルト(債務不履行)や通貨急落が起きない代わりに、秩序立った形でゆっくりと展開するとみている。新興国の多くが抱える過剰投資、過剰借り入れという問題が解決するにはかなりの時間を要するからだ。

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[コメント]

 

今回の新興国危機の根底には、企業の収益低下・高債務

 

いわゆるバランスシート不況ですね。

米国の利上げの可能性と中国経済のさらなる減速懸念を考えるとより一層長期深刻化してもおかしくない状況にあると思います。

新興国通貨建ての株式や債券、またこれらを組み入れた投資信託を保有されている方は一旦手放すことを考えた方が良いのではないでしょうか。

保有していないけれど、購入を検討中だったり、金融機関の担当者に勧められているといった方は要注意ですね。

目先は”落下するナイフを捕まえる”ようなものですから、止めておくのが無難でしょう。

※ バランスシート不況とは・・・ 資産価値が暴落するなどして債務超過(バランスシートがつぶれた状態)となると、企業は財務内容を修復するために収益を借金の返済にあてるようになるため、日銀が金融緩和を行っても企業による資金調達が行われなくなり、設備投資や消費が抑圧されて景気が悪化すること。

※ ※ 米国の利上げの動向についてはこちら(米国利上げ先送り!利上げ時期は一体いつになる?)を参照のこと。

※ ※ ※ 中国経済の現状についてはこちら(9月製造業PMIから読む解く中国経済今後の見通しとは?)を参照のこと。

 

【コメントした人】

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