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円安・円高どっち?〜今後のドル円為替レート予想〜

 

 

2015年11月6日に発表された10月米・雇用統計が予想以上の強い数字であったため、年内、12月15-16日のFOMCで米国が利上げすることは決定的と見られています。これによって気になるのがドル円の為替レートが今後円安と円高どちらに動くかということ。そこで今回は米国利上げ後のドル円為替レートの動向について考えていきましょう。

 

Market Hackの記事によると

利上げ=ドル高とは限らない

2015年11月08日04:26

先週金曜日の雇用統計が強い数字だったので、12月16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)がフェデラルファンズ・レートを利上げすることが確実視されています。

大方のトレーダーは「利上げなら、当然、ドル高だろう」と早とちりしています。

本当に、そうでしょうか?

過去の歴史を紐解くと、利上げ後、ドルは弱含むケースが殆どでした。1971年8月15日にアメリカが1オンス=35ドルのドル紙幣と金との兌換を停止、いわゆるニクソン・ショックが起きました。そのすぐあとの8月28日からドル/円は変動相場制へと移行します。

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[コメント]

ちょっと雑な検証になってしまっていますね。

ドル円を見るのであれば、米国の金融政策が緩和から利上げに転じた際の日本の金融政策についても比較対象にしないと何とも言えないでしょう。

金融政策にしても、為替レートにしても、二国間の相対比較で決定づけられるわけですから。

今回米国が利上げすると仮定した場合、日本は日銀による異次元緩和を継続中ですから、先行き不透明感から短期的な円高はあるかもしれませんが、大勢的には円安方向に動くのではないでしょうか。

また、一段の円安に動く材料としては、米国の利上げとは裏腹に日本は日銀による追加緩和も取り沙汰されています。

この日銀による追加緩和が現実に行われた場合、現状(2015/11/9現在)1ドル=123円でドル円の為替レートは推移していますが、再び1ドル=125円を超えてドル高円安になる可能性もあるでしょう。

ただ、このように予想したからといって必ずそうなるというものではありませんし、ここからドル建て投資を行った方が良いかどうかは慎重に見極めつつとしか言えません。

むしろ既にドル建ての運用をされている方は慌てて円転(円に交換)する必要はないであろうことだけはある程度見通せるのではないかと考えていただければと思います。

※ 米・雇用統計とは・・・米国の労働省が毎月発表する、米国の雇用情勢を調べた景気関連の経済指標のこと。失業率、非農業部門就業者数、建設業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数、金融機関就業者数、週労働時間、平均時給などの10数項目の数字が発表される。中でも「非農業部門就業者数」と「失業率」の2項目が特に注目されており、FOMC(連邦公開市場委員会)の金融政策の決定にも大きな影響を与える。

※ ※ 米国の利上げについては以下も合わせて参照のこと。

1 資産形成・資産運用にとって福音!?9月米・雇用統計の結果は何を意味するのか? 投稿日:2015/10/3

2 米国利上げ先送り!利上げ時期は一体いつになる? 投稿日:2015/9/18

3 8月米・雇用統計発表〜米国利上げ時期への影響は?〜 投稿日:2015/9/5

4 米国利上げは時期尚早!?〜過去の歴史に学ぶ判断ミスの影響〜 投稿日:2015/9/3

5 米国の利上げ時期、9月の可能性はもうないのか? 投稿日:2015/8/30

6 米・FOMC議事録を読み解く〜米国利上げ時期への影響は?〜 投稿日:2015/8/21

7 米・雇用統計発表!米国の利上げ時期への影響は? 投稿日:2015/8/9

 

【コメントした人】

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