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20〜40代の皆さん、老後資産形成を面倒だと思っていませんか?

 

 

20〜40代、とくに30代、40代の資産形成層の皆さんにとって老後のための資産形成が悩みの種という方が多いでしょう。ただ、資産形成の方法を学んで実践することを面倒だと感じている方も少なくないのではないでしょうか?米国では先んじて確定拠出年金(401k、DC)への自動加入などによって自動化の流れが生まれています。日本でもこれに準じるべきという意見が出ていますが、これは手放しで歓迎すべきものでしょうか?今回はこれについて検討しつつ、改めて資産形成の方法を自分自身で学び実践することの重要性について考えていきたいと思います。

 

NewsPicksの記事によると

資産形成の「自動化」と「強制」
行動バイアスはどこまで抑えなければならないのか

2015/12/2

資産形成はほとんどの人にとって大変重要な課題だと思いますが、必ずしもしっかりと考えて行動している人は多くありません。「日々の生活に忙殺されて資産運用の必要性を考えることもできない」「考えてはいるけどなかなか始められない」「始めようと思っても何からすればいいのかわからない」。こうした「ない」人たちをいかに資産形成に向かわせるかというのが、長い間の投資教育の課題であったと思います。それが行動経済学の知見で変わり始めたのが10年ほど前。果たしてどこまで行動経済学の知見に頼っていいのでしょうか。

10年前に始まった自動化の流れ

米国で確定拠出年金(DC)が始まってから30年以上が経過しています。その間に従業員への投資教育がかなりの時間と費用をかけて行われてきましたが、確定拠出年金への参加率は十分に上がらず、拠出率も低いまま。

投資をしても分散されておらず、マーケットの変動に対応できなかったのが、その歴史の中に大きく刻まれることになりました。

その後、大きな変革となったのが、2006年の年金保護法の制定です。

この法律では、確定拠出年金プランへの加入を入社と同時に自動的に行い、デフォルトファンド(指定運用方法)といわれる「ほかを選ばなかったら自動的にそれに資金が振り向けられる」投資対象を導入すること、などを前向きに認める制度設計に変わりました。

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[コメント]

“自分で選べる人”(投資を十分に学んだ人)の選択肢を減らしてまで求めることは、いわゆる「自動化」ではなく「強制」になる

この考え方には私も賛成です。

「人は長期間にわたる老後資産形成に関して必ずしも合理的な行動が取れない」という行動バイアスがあるのはその通りで、この問題を解消するために”自動化”という解決策が提示されることは自然の流れだとは思いますが、それが即ち投資教育を無意味なものとして否定してしまうのは避けるべきでしょう。

”自動化”による思考停止という意味では、バブル期までの日本こそ終身雇用や年功序列、また手厚い社会保障によって老後資産形成など考えずとも基本的には生を全うできたわけですから、前例として振り返るべきものだと思います。

これによって、投資教育、大きくいえば金融・金銭(マネー)教育が行き渡らずに、一部の方を除いて世代を問わず金融リテラシーが育まれなかったことによる弊害、高齢世代の老後破産などが現在の社会問題として現れてきているのではないでしょうか。

”自動化”することを否定するものではないですが、選択肢を狭めることのないよう金融リテラシーを育む金融・金銭(マネー)教育の歩みは止めてはならないと思います。

これを踏まえて、20〜40代、とくに30代、40代の資産形成層の皆さんには、資産形成について自動化されていく流れであっても、自ら学び実践する資産を常に保ち続けていただきたいものです。

長期的な話なので、面倒になったり、億劫になったりすることもあるかもしれませんが、目的をしっかりと持って、途中の成果が目に見える形にしておくなど工夫すれば楽しく学び実践していくことが必ずできます。

資産形成の効果的な方法を楽しく学び実践したいという方は、無料で定期開催している「資産形成セミナー」や「投資入門セミナー」がございますので、ぜひお気軽にご受講いただければ幸いです。

※ バイアスとは、思い込みや思想などから考え方などが偏っていること。

※ ※ 確定拠出年金(401k、DC)についてはこちら(2016年から始める人に!おすすめの確定拠出年金(401k)【まとめ】)を参照のこと。

※ ※ ※ 老後破産についてはこちら(20代・30代・40代のための老後資産形成講座【まとめ】)を参照のこと。

※ ※ ※ ※ 20〜40代の年齢別資産形成の方法についてはこちら(20代・30代・40代の方必読!年齢別資産形成の方法【まとめ】)を参照のこと。

※ ※ ※ ※ ※ 金融・金銭(マネー)教育についてはこちら(子どもへの金融・金銭(マネー)教育の必要性)を参照のこと。

 

【コメントした人】

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L!NX(リンクス)株式会社専務取締役/資産形成.com運営責任者 鈴木優一(プロフィール

「資産形成.com運営責任者の鈴木です。ここでは、経済・金融関連のニュースを私の所感を含めて取り上げさせていただきます。その他のニュースについてはNewsPicksでコメントしておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです」

 

 

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