株式投資の基礎

株式投資とアノマリー〜2016年の株価を占う法則〜

 

 

資産形成や資産運用を行う上で株式投資をしている、あるいは始めようとしている方にとって、2016年の株価動向は気にかかるところでしょう。株式市場では、月や季節、また一定の条件によって数多くのアノマリーが指摘されています。変わり種としてはTVアニメのサザエさんや映画のジブリ作品にも。そこで、今回はアノマリーの意味をお伝えした上で、どのようなアノマリーがあるかをご紹介していきます。株式投資をする際のご参考にしていただければと思います。

 

資産形成・資産運用初心者はまずここを押さえましょう!
株式市場におけるアノマリーの意味とは

アノマリーとは、英語でもそのまま”Anomaly”と表記しますが、ある法則や理論から見て異常(例外)、または説明できない事象のことをいいます。

株式市場においてのアノマリーとは、はっきりとした理論的な根拠を持つわけではないが、よく当たるかもしれない経験則のことを意味しています。

これは、株式市場以外、債券市場や為替市場でも見られるものですが、その多くは株式市場を対象としています。

理論的な根拠はないですが、実際にこのアノマリーを信用して積極的に売買している投資家が存在していることで、その通りの価格形成がなされることが多いですので、絶対視するのは危険ですが、一方で一様に無視するわけにはいかないでしょう。

ですので、この後ご紹介するアノマリーを知って、現状の株価の推移と照らし合わせて、使えそうものは積極的に利用するという姿勢が大切かと思います。

今回は、月や季節によるアノマリー一定の条件によるアノマリーの2つに分けて、それぞれのアノマリーの具体例をいくつかずつご紹介していきます。

 

この通り2016年の株価が推移してくれれば・・・
月や季節によるアノマリー

特定の月や季節に関係のあるアノマリーです。

 

1月効果

例年12月末から1月の第1週までの間、株価が上昇しやすいというアノマリーです。

これは、年末に税金対策(※1)としての売りが出る一方で、年明けにはその資金が再度株式市場に入ることが原因と言われています。

この他にも、1月は大型株よりも小型株の株価が上がりやすいことも1月効果と呼ばれます。

※1 2016年からの金融証券税制についてはコチラ(2016年からの「金融所得課税の一体化」〜メリットと注意点〜)を参照のこと。

 

節分天井、彼岸底

株価が、節分の時期(2月上旬)に高値を付けて、彼岸の時期(3月中旬)に安値を付けやすいというアノマリーです。

年初から上昇した株式相場は、上昇が続いても節分の時期(2月上旬)には息切れしてくるため、その時期が高値となって下落に転じ、その下落基調は3月決算で配当金や株主優待(※2)狙いの買いが入ってくる彼岸の時期(3月中旬)まで続きやすいと言われています。

※2 配当金や株主優待についてはコチラ(株式とは〜株主の権利〜株式投資のリスク)を参照のこと。

 

4月効果(新年度相場)

株価は、新年度入りする4月に上昇しやすいというアノマリーです。

節分の時期(2月上旬)から彼岸の時期(3月中旬)までに売られた資金が、新年度という節目ということもあって再度株式市場に入ることが原因と言われています。

 

Sell in May(5月に売り逃げろ)

5月は株式相場が荒れやすくなるというアノマリーです。

5月はヘッジファンド等の決算が集中するため、ポジション整理の売りが膨らみやすいと言われています。

米国では、相場格言として”Sell in May go away”(5月に売り逃げろ)に続けて、”But remember to come back in September”(しかし9月にはまた戻って来い)と言っており、5〜9月までは株式相場が荒れて下がりやすいですが、9月が底打ちとなりやすい旨を指摘しています。

 

夏枯れ相場

夏場(7、8月)は株価があまり動かなくなるというアノマリーです。

夏場の時期(7、8月)は、お盆休みなどで市場参加者が減少し、株式市場の売買高が減ることが原因と言われています。

 

TVアニメのサザエさんや映画のジブリ作品も株価に影響を与える!?
一定の条件によるアノマリー

特定の条件を満たした場合に発生するアノマリーです。

 

二日新甫(ふつかしんぽ)は荒れる

二日新甫とは、月の2日が最初の営業日(平日)となることで、1日が日曜・祝日で株式相場がお休みで、2日が第1営業日となる株式相場は荒れやすいというアノマリーです。

これは、何が原因でそう言われるようになったかは不明です。

また、統計的にこの二日新甫の株式相場が荒れているとは言い難いところがあります。

 

小型株効果

株式の時価総額(※3)が小さい小型株は、時価総額が大きい大型株よりも相対的に株価が上昇しやすいというアノマリーです。

小型株は、市場での注目度が低く割安で放置されやすいこと、また創業から間もない企業が多く急成長が期待しやすいことが原因と言われています。

※3 株式の時価総額についてはコチラ(株式の時価総額〜東証の上場企業数〜株式投資のよくある誤解)を参照のこと。

 

低PER効果

PER(株価収益率)(※4)が低い銘柄は高い銘柄に比べて株価が上昇しやすいというアノマリーです。

PERが低い銘柄は市場で過小評価されている傾向があることが原因と言われています。

※4 見た目の数字にだまされるな!?PERの正しい見方とは?を参照のこと。

 

配当利回り効果

配当利回り(※5)が高い銘柄は低い銘柄に比べて株価が上昇しやすいというアノマリーです。

配当利回りが高い銘柄は、配当金という目先の現金がより多く受け取れる可能性が高いことが原因と言われています。

※5 高配当株がおすすめ!?配当金受け取りの増加が望ましい理由とは?を参照のこと。

 

TVアニメ「サザエさん」の視聴率と株価の関係

毎週日曜にフジテレビで放映されているTVアニメ「サザエさん」の視聴率が上がると株安になり、視聴率が下がると株高になるというアノマリーです。

景気が良い時には、日曜日に外食する人が増えることから「サザエさん」の視聴率が下がる一方、景気が悪い時には、日曜日に外食する人が減ることから「サザエさん」の視聴率が上がるためと言われています。

 

ジブリの法則

毎週金曜、日本テレビの「金曜ロードショー」で、映画のジブリ作品が放映されると、翌週月曜の株式相場が荒れるというアノマリーです。

原因に関する説明はできないものの、かなり高確率であることから、近年、インターネットを中心に話題になっています。

 

 

セミナー情報

11125590_1642562029306574_815304011_n

 

L!NX(リンクス)はみなさんの資産形成にお役に立てるため、定期的に無料のセミナー開催を行っております。

セミナー詳細はコチラ

 

個別相談のお申し込み

DSC_3707

 

全員が大手金融機関出身!

選りすぐりのL!NX(リンクス)講師陣に個別にご相談されたい方は下記よりご連絡ください。

個別相談のお申し込みはコチラ

 

現在、セミナーは無料、個別相談は有料(1回3,000円)とさせていただいております。

※ セミナー受講後の個別相談は初回に限り無料です。

 

【ご留意事項】
本セミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品毎に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。
また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります(信用取引、先物・オプション取引では差し入れた保証金・証拠金(元本)を上回る損失が生じるおそれがあります)。
商品毎に手数料等及びリスクは異なりますので、詳細につきましては、SBI 証券WEB サイトの当該商品等のページ、金融商品取引法に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

 

【個人情報の取扱いについて】
本セミナーは、リンクス株式会社(以下弊社)により運営されており、個人情報は弊社で管理いたします。
取得いたしましたお客様の個人情報は弊社セミナー、商品サービスのご案内など弊社の利用目的の範囲内で利用させていただきます。


 

資産形成.com の最新情報をチェック!