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下落が止まるのはいつ?2016年、原油価格の見通し

 

 

生活必需品やガソリン価格など私たちの生活にも大きく関わる原油価格。2014年中旬までは100ドル/バレル台でしたが、その後下落し続け直近2016年1月現在では30ドル/バレル台で推移しています。今後も下落し続けるのでしょうか?そこで、今回は原油価格の最新予想を見ていきつつ、今後の原油価格の見通しについてその要因も含めて考えていきたいと思います。

 

現代ビジネス[講談社]の記事によると

原油価格の「底打ち」は、ある日突然やってくる ~2016年世界経済のシナリオを「M・O・N・K・E・Y」で考える【その2】

2016年01月14日(木) 安達誠司

2016年は本当に「ベア(弱気)マーケット」なのか

2016年を占うキーワード「M・O・N・K・E・Y」のうち、今回は、「O・K・E・Y」をとりあげたい。すなわち、原油(Oil)、金(Karat)、為替レート(Exchange Rate)、金利(Yield)である。

これらはすべてマーケットで決まるものであり、しかもお互いが強く連関している。筆者は、今年は予想外のタイミングで、原油価格の底打ちや(長期)金利の上昇が起きるのではないかと考えている。

ちなみに年初から大荒れの各マーケットだが、その状況をみると、原油価格の低下、金価格の上昇、ドル高一服、金利の低下(特に長期金利は米国に連動して動く側面が強いと思われる)が同時発生しており、現段階では筆者の考える方向性とは逆の動きをしている。そして、その間、主要国の株価は軒並み下落している。

そのため、マーケットでは年初から早くも、「2016年は、全般的に『ベア(弱気)マーケット』かもしれない」という見方が増えつつあるが、筆者は必ずしもそうではないと考えている。

理由は、為替レートと原油の「均衡値」が既に「ベアマーケット下のファンダメンタルズ」を十分に織り込んでいると考えているためである。また、ほとんどのマーケットは密接につながっているので、例えば、原油価格の底打ちですべてのマーケットの様相が突然大きく変わる可能性が高いと考える。

そこでまず、各マーケットの価格変動の関係から考えてみよう。

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[コメント]

①まずは、名目実効為替レートでのドル高が原油価格の低下をもたらす(さらに、逆に原油価格の低下が名目実効為替レートのドル高をもたらすこともある)。

②これが中国の株価の下落を経由して、

③米国株の下落や米国長期金利の低下、及び予想インフレ率の低下へ波及する。

④そして、日本株の下落と金価格の上昇につながっている。

上記は、ここまでの各マーケット指標の上下の因果関係について、よくまとまっており参考になります。

これを受けて、今後の原油価格についての考察は以下の通りです。

現在の1バレル=30ドル割れ目前の原油価格の水準は、「『世界景気の先行き懸念(中国経済の景気悪化やそれにともなう周辺地域の成長鈍化も含む)』という世界経済の『ファンダメンタルズ』や、米国金融政策の正常化(利上げプロセスが進展することによって、マネタリーベース残高もある程度は減少していくこと)から原油価格は低下が見込まれる」と予測できる水準を大きく下回っていると考えられる

原油価格が一旦、下げ止まり、そこから反転するようなことになれば、今度は一転して「ファンダメンタルズ」では説明不可能な金利上昇や予想インフレ率の上昇が実現する可能性がある

この因果関係の経路でマーケットが上下し、これまでとは逆にドル安と原油高が起こると仮定した場合、最終的には日本株の上昇と金価格の下落へとつながるということですね。

直近の下落局面が続き状況を見るとこうした逆流が起こる気配を感じさせるものではないですが、ただ、大きく動いた時に反転することはよくあることなので、タイトル通り反転上昇は”ある日突然やってくる”かもしれません。

原油価格の上昇そのものは、私たちの生活にとって歓迎されるものでは決してありませんが、中東の産油国間の対立を生んでいるのは、原油価格の下落による経済の失速も大きな要因ですので、これがある程度治まるようであれば、地政学的リスクの低下によって世界の安定がある程度図られるでしょう。

 

 

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