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日本でFinTech(フィンテック)は拡大していくのか?

 

 

最近話題のFinTech(フィンテック)。FinTech(フィンテック)とは、Finance(ファイナンス)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語で、金融とIT(情報技術)の融合による新しい技術革新のことを指します。米国では大手金融機関とスタートアップ(ベンチャー)企業が提携する動きが活発化しています。規制産業である金融業でこのFinTech(フィンテック)によって大きな変化が生まれるのでしょうか?今回はとくに日本でのFinTech(フィンテック)拡大の可能性について考えていきたいと思います。

 

NewsPicks編集部の記事によると

日本の社会そのものを変えることに
フィンテックは個人投資家の生活を変えるのか(Part 1)

このところ金融業界のBuzz Wordの一つは、なんといってもフィンテックでしょう。私自身も民間の金融機関が主催するロボアドバイザーに関するセミナーに出席したり、経産省のフィンテック研究会などを傍聴するチャンスに恵まれています。またすでに一部の金融機関ではロボアドバイザーをウェブ上で展開しているところも出てきました。「30年後に備える資産運用」としては何を、どう考えておいたらいいのでしょうか。

フィンテックは本当に拡大するのか

出席した多くのセミナーでは、「今後フィンテックが日本で急速に拡大する」ことが前提で、「米国や英国での盛り上がりを伝え、日本でも急いで対応が迫られる」という論旨が多くなっているように思います。しかし、本当にそうなのでしょうか。

経産省フィンテック研究会で米国のベンチャー・キャピタリストの発言は、その点を改めて考えさせてくれました。

「フィンテックと言ってもあまり取り立てて考えることではない。フィンテックへのベンチャー・キャピタルの投資が急増していると言っているが、ここ数年はフィンテックに限らず新技術への投資が増えているだけで何も金融分野が突出しているわけではない。また、これまでの経験から考えると、米国における昨年のフィンテック関係のコンファレンスの多さやそこに日本人が多数参加したことは、そろそろフィンテックもピークをつけたのではないかと思わせる。」

これが今年のフィンテックの動向を占うのかどうかはともかく、金融業界やハイテク業界にとってフィンテックが増えるのかどうかよりも、われわれ個人にとっては、それが増えることはどんな意味を持つのかという側面で考えることの方が大切なことではないでしょうか。

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[コメント]

 

「金融行為を行うための手段」も「金融リテラシーを向上させる手段」もすべて金融機関のシステムの中で囲い込まれている現状で、フィンテックの議論は意外に大きな変革を業界に突き付けているように思います。これから日本でフィンテックが隆盛を迎えるとすれば個々の技術やサービスの向上といった個別の分野ではなく、金融システムや社会システムを変えるような大きな変化につながるのかもしれません。

 

上記はたしかにその通りですが、だからこそ今般のFinTech(フィンテック)の一連の動きには懐疑的にならざるをえないところもあります。

というのは、このFinTech(フィンテック)で日本の金融システムに包括的な変化がもたらされるとすると、大手金融機関にとってはそれが望ましいとはいえない事態を引き起こす可能性があるからです。

端的に言えるのは人員削減に繋がるということです。

欧米の金融機関はこれに対応する意味も込めて現状既に人員削減を順次行っていますが、日本の大手金融機関に可能と言えるのかどうか。

これが伴わないとなると結局金融機関に都合の良いミニマムな変化で終わってしまうような気がするのですが・・・。

 

【コメントした人】

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L!NX(リンクス)株式会社専務取締役/資産形成.com運営責任者 鈴木優一(プロフィール

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