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2016年、今後の世界経済の見通しは景気後退以外ありえない!?

 

 

資産形成や資産運用で株式や投資信託など金融商品への投資をされている方にとって今後の世界経済の動向、見通しは気になるところでしょう。最近悪いニュースが続々と出てきています。これを受けて日本のみならず世界的に株価の下落が顕著に。株価は景気の先行指標ですがそうすると景気後退は避けられないのでしょうか?世界経済崩壊のシナリオまで描かれる現状にあって今回は極論に流されることなく2016年、今後の世界経済の見通しについて考えていきたいと思います。

 

Reutersの記事によると

焦点:株安は景気後退の前触れか、政策余力乏しく薄氷

2016/02/18

[ロンドン 17日 ロイター] – 最近の金融市場は、景気後退を予言するような動きを示している。市場の見通しが当たるとは限らないものの、現在の世界は少しのショックでも大きく動揺しやすい状態だ。

世界の株式時価総額は年初から8兆ドル超も消し飛んだ。こうした中で景気後退をメーンシナリオに据えているエコノミストが一握りしかいないことは注目に値する。

しかし懸念は強い。現在は大規模な経済政策が実施されそうにないどころか、そもそもその余力が乏しい上、欧州や日銀のマイナス金利政策は金融システムを救うのではなく、かえって問題を引き起こしているとの見方が多いからだ。

アクサ・インベストメント・マネジャーズは今年の世界経済の成長見通しを3.1%から2.7%に引き下げ、市場は循環的なリスクだけでなく、システミックなリスクを抱えていると警鐘を鳴らす。

アクサの首席エコノミスト、エリック・チェイニー氏は「世界の経済成長がこれほど弱く、企業利益がこれほど悲惨で、賃金上昇率がこれほど低い有様では、小さなショックでも世界の市場は大きく動揺する」と見る。

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[コメント]

「金融市場の緊張が蓄積し続けるなら、過去より遥かに深い景気後退がもたらされるだろう」

過去に類のない深刻な景気後退を予兆する、というよりは待ち望んでいるのかと錯覚するような悲観的な論調ですが、景気後退に直面する事実とそれが比類なきものとなるかどうかには大きな乖離があることは念頭に置く必要があると思います。

中国経済の減速やこれに影響を受ける新興国、また原油をはじめとした資源安による資源国の景気後退、ドイツ銀行に端を発したシステミックリスク(※)の高まり等々様々なリスクが予見されているのはたしかですが、これほど事前に見えているリスクがあるにもかかわらず、これに対応する政策当局の動きがないと予想することのほうが無理筋のようにも思います。

サブプライム〜リーマンショックが典型ですが、リスクをリスクとして捉えずに現状認識を甘く見積もった時こそ本当に深刻な景気後退局面が生まれるのではないでしょうか。

記事では大規模な景気刺激策が現状では簡単に実施できないと言っていますが、たしかにその側面はあるものの、結局やらざるをえないのであれば当然やるという結論になるように思います。おそらく欧州が財政出動を最も打ちづらいという話になるでしょうが、たとえばEIB(欧州投資銀行)が債券発行してユーロを手当てする方法も考えられます。要はやり様かと。

※ システミックリスクとは、個別の金融機関の支払不能等や、特定の市場または決済システム等の機能不全が、他の金融機関、他の市場、または金融システム全体に波及するリスクのこと。

 

【コメントした人】

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