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2016年、新興国債券の見通しには要注意!

 

 

ブラジル・レアルや南アフリカ・ランド、トルコ・リラといった新興国通貨建ての債券やこれらを組み入れた投資信託を保有しているという方も少なくでしょう。そういった方に一つ注意喚起しておきたいニュースが飛び込んできました。今回はこれをご紹介しつつ2016年以降の新興国債券の見通しについて考えていきたいと思います。

 

Reutersの記事によると

焦点:新興国債に新たな難題、今後5年で1.6兆ドルの大量償還

2016/03/14

[ロンドン 11日 ロイター] – 新興国市場に最近見られる落ち着きの兆しは、単なる嵐の前の静けさかもしれない。今後5年で1兆6000億ドルという巨額の債務償還が予定され、新たな問題になりかねないからだ。

2020年までの新興国債務の年間返済額は15年と比べて1000億ドル超も増える見通し。これは08年の金融危機以降の借り入れブームに関係している。

金融危機後は、米国の事実上のゼロ金利によって投資家の高利回り債需要が増大した流れを受け、アフリカの各国政府からトルコの銀行に至るまで新興国の借り手がこぞって外貨建ての起債に動いた。

だが、その返済期限が迫ろうとしている。ICBCスタンダード・バンクのデータによると、1兆6000億ドルという償還予定額のうち4分の3以上を社債が占める。

これまで社債市場では、償還額が比較的小さく、世界的な低金利の恩恵もあってデフォルト(債務不履行)の発生は抑制されてきたが、コモディティ安と米国の金利上昇に加え、こうした大量償還という要素も出てきたことから、厄介な事態が起きてもおかしくない。

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[コメント]

一部デフォルトもあり得る話ですが、大半は借り換えで済ますことが可能でしょう。

リスクとして認識する必要はありますが、無用に煽られるのも行き過ぎかと。

ただ、新興国の中でもいわゆる資源国と呼ばれる国については、このまま資源価格が低位に止まるようだとじわじわと効いてくる可能性は高いので、ブラジルや南アフリカといったような新興国かつ資源国についてはとくに注視しておく必要があるでしょう。

私は昨年10月時点(※)で新興国投資全般に注意喚起していますが、引き続き資産形成や資産運用で長期投資する上で新興国投資はおすすめの対象とはなりづらいということを再度申し上げておきます。

※ おすすめされても買ってはダメ!?新興国投資の見通しは真っ暗?を参照のこと。

 

【コメントした人】

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L!NX(リンクス)株式会社専務取締役/資産形成.com運営責任者 鈴木優一(プロフィール

「資産形成.com運営責任者の鈴木です。ここでは、経済・金融関連のニュースを私の所感を含めて取り上げさせていただきます。その他のニュースについてはNewsPicksでコメントしておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです」

 

 

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