保険

2016年ランキングに頼らずに始める生命保険入門

 

 

生命保険は難しいという先入観から人気ランキングに頼って安易に選んでしまいがちです。しかし本来は皆さんそれぞれの目的に合わせて加入するのが正しい選び方といえます。そこで今回は生命保険入門と銘打って2016年これから加入を検討する方に向けてこれだけは知っておきたい生命保険の基礎知識についてお話していきます。

 

今日から開始!生命保険の正しい選び方がわからない人へ

生命保険は非常にシンプルな金融商品です。

みなさんも「もう既に加入しているよ」という方も多いかと思います。

他の金融商品と比べても生命保険の加入率は約80%を超えており、非常に多くの方が加入している金融商品といえるでしょう。

 

生命保険加入率(性別・年齢別)

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注:(公財)生命保険文化センター「生活保障に関する調査」(平成25年度)を基に作成。

 

しかし、これほど多くの方が加入しているにも関わらず、保険に加入する「目的」とその目的に適した保険の「選び方」を理解していない方、そもそも保険の「内容」自体を理解できていない方が多いように思います。

 

生命保険の正しい選び方を多くの人ができない理由とは・・・

「私は信頼できる保険会社の優秀な営業の方から加入しているから大丈夫!」ということを聞く機会があります。

ただ「あなたのためのオーダーメイド保険」と言って提案している営業の方が多いですが、その実態は営業成績のための保険になっていたということも残念ながら少なからず存在しています。

しかもこれは保険に限った話ではなく金融商品全般に対していえることです。

つまり、金融機関の営業を信頼し過ぎるのも問題であるといえるでしょう。

理由は、本サイト「資産形成.com」が生まれたきっかけでもあるのですが、金融機関と一般の方の間に圧倒的な情報格差が存在するからです。

その情報格差はつまりは金融知識レベルの違いであり、もっといえば金融知識に長けている販売側は何も知らない一般の方に対してお伝えする情報を操作することができるということです。

現在では金融商品取引法やその他関連法令や諸制度によって、金融機関はみなさんに正確な情報を提供する義務があります。

嘘の情報や事実と違うことをみなさんにお伝えした場合は行政上の処罰の対象となります。

ですから、みなさんが今までに金融機関の営業の方から聞いた情報は全て正確なはずです。

しかし、「聞いた情報は全て正確」かも知れませんが、「全ての正確な情報」を聞いたことにはなりません。

 

多くの方が提示された生命保険が選択肢の全てだと思い込んでいる

保険に加入する目的が定まっておらず、さらに保険の選び方や内容も良く分からない状態で、保険営業の方から「今までご説明してきた2つの商品AとBのうち、どちらがお好みですか?」と質問されると、すぐにその場で「Aかなぁ」とか「私はBが好みです」と答えてしまう方が多いように感じます。

この質問に対して「AとBの他に選択肢はありますか?」と保険営業の方に逆に質問し返せる人にはほとんど会ったことがありません。

「AかBのどちらが好みか?」と聞かれたら、知識が無い状態では「このAとBで全てなのだろう。」と勝手に思い込んでしまってその中から選んでしまう。

でも本当はCとかDとかの他の選択肢もあったかもしれませんよね。

一定以上の知識がある人だったら、ABCD…と他にも選択肢があるとわかっている人だったら、きっと「その他にも私に合ったものはありますか?」と質問ができるはずです。

資産形成.comではこういった金融機関と一般の方々、つまりみなさんとの情報格差を無くしていきたいと考えています。

みなさんが安心してお金の知識と感覚を学んでいただくことが本サイトの目的です。

 

【用語集】生命保険の「いろは」は保険用語から学ぼう!

まずはみなさんが間違えて覚えてしまう保険用語、もしくは勉強していくうちに混同してしまう保険用語を以下でお伝えします。

用語の意味がわからないと生命保険の勉強をしようと講義を受けても、何を言っているのか全くわからないってことにもなりかねないのでしっかりと意味を覚えてください。

繰り返しになりますが、生命保険は非常にシンプルな金融商品です。

仕組みを一度理解してしまえば、どんな保険でもカンタンに理解することができます。

でも、土台の知識があいまいだと後でよくわからなくなってしまうので、まずはしっかりと基本を押さえましょう。

 

これだけは押さえておきたい保険用語

【保険料】

お客様が保険会社へ支払うお金。世間では【掛け金】と呼ばれることも多いようです。

例)毎月の支払い保険料は2万円だ。

【保険金】

保険会社から万が一が起きてしまったお客様へ支払うお金。

例)祖父の死亡保険金7000万円には祖母は1円も手をつけていない。

【解約返戻金(かいやくへんれいきん)】

保険を解約した時に戻ってくるお金。つまり、貯まっているお金のこと。

例)長く掛けてきた保険を解約したら解約返戻金が支払った保険料の1.2倍になって戻ってきて嬉しい。

例)短期間で保険を解約したら、解約返戻金が支払った保険料よりも少なくて悲しい。

【主契約】

保険契約のメイン部分。この主契約のみでも保険は契約できる。主契約を解約すると特約も自動的に解約となる。

例)この医療保険の主契約は入院保障である。

【特約】

主契約にオプションで付加するのが特約。主契約+特約という保険が多い。特約だけでは加入できないが、特約だけを減額・解約することは可能。

例)主契約が入院保障の医療保険で、手術給付金の特約を追加する。

 

今のところはこの5つの用語をしっかりと覚えてください。

 

「保障」と「貯蓄」、あなたが保険に求めるのは?

1. 万が一の時の保障

2. 計画的な貯蓄

この2つが生命保険の金融商品としての魅力です。

 

1. 万が一の時の保障

生命保険は当たり前ですが「万が一のことが起こったら」「保険金を受け取る」ことができる金融商品です。

「万が一」の内容の違いによって、受け取る保険金の種類が変わるだけです。

たとえば、「万が一」=「死んでしまった時」なら、「死亡保険金を受け取ることができる」。「万が一」=「ガンになってしまった時」なら、「ガンの診断給付金が受け取れる」といったように、万が一の内容に応じて、自分もしくは家族が保険金を受け取ることができるのです。

おそらくみなさんも「そのくらい知ってるよ」という部分ではあると思いますが、大切なところなのでしっかり覚えておいてくださいね。

 

2. 計画的な貯蓄

貯蓄型の生命保険に加入した場合、解約返戻金(かいやくへんれいきん)が年々増えていきます。

その理由は「積立利率」というのが貯蓄型の生命保険には付いていて、支払った保険料を積み立てて貯めて運用してくれるからです(後日の講義の中で、資産形成に役立つ生命保険のこの貯蓄機能に関してさらに詳しく取り扱っていきますので、ここではカンタンに触れるだけに止めます)。

生命保険料は月払い、半年払い、年払い、前期全納払い、一時払いというのが基本的な支払い方になりますが、月払いであれば毎月の給料から銀行引き落としという形で保険会社が計画的に毎月貯蓄をしてくれるイメージですね。

半年払いならボーナスの度に保険会社が現れて、ボーナス全額使ってしまう前に貯蓄のためにお金を持っていってしまうイメージです。

ここで重要なのは、「計画的に」という部分です。

人間は弱い生き物です。特に、貯蓄とダイエットは明日からとなりがちで、結局いつまでたってもお金は増えないけど体重は増えるという状況になりがちです。

ちなみにお金については偉そうに言っていてもダイエットになるとからきしというのが私たちL!NX(リンクス)の若干3名の悩みです・・・

自分を律することの重要性は今までの人生で何度もみなさんも直面してきたはずです。

計画的かつ半強制的に自分自身やご家族の資産形成の仕組みづくりができる点は生命保険の貯蓄面の魅力の一つです。

 

これしかない!?生命保険の選び方は4つの型で決まる!

生命保険には4つの型があります。

実はこの4つの型を理解すると、みなさんがどの保険を選べば良いのかが少しずつ見えてきます。

 

生命保険の4つの型

生命保険の4つの型とは以下の4つになります。

1. 貯蓄型

2. 掛け捨て型

3. 有期型

4. 終身型

一つずつ説明していきます。

1. 貯蓄型

支払った保険料が貯まっていくタイプの保険

2. 掛け捨て型

支払った保険料が貯まっていかないタイプの保険

3. 有期型

たとえば60歳までといったように保険期間が定められているタイプの保険

4. 終身型

保険期間が定められておらず一生涯保障が継続するタイプの保険

 

以上になりますが、ここまでで何か気づくことはないですか?

そう、1と2、3と4はそれぞれ対比されるものですよね。

 

貯蓄型or掛け捨て型、有期型or終身型 生命保険はこの組み合わせだけ!

支払った保険料が貯まる「貯蓄型」なのか、それとも貯まらない「掛け捨て型」なのか。

60歳までといったように期間が決められている「有期型」なのか、それとも決められていない「終身型」なのか。

生命保険はこの4つの型の組み合わせでしかありません。

要するに、「貯蓄型で有期型」・「貯蓄型で終身型」・「掛け捨て型で有期型」・「掛け捨て型で終身型」といった4つのパターンが基本です。

ほとんどの保険はこの4つのどれかに分類することができます。

みなさんがどのパターンを選べば良いかはこれから生命保険を学んでいくうちに目的に応じて選べるようになるので、今は端的に上の4つのパターンがあるんだなくらいに覚えておいてください。

 

終身型で勘違いしやすいポイント

ここでみなさんが「終身型」に関してよく勘違いされていることの多いポイントを先にお伝えしておきます。

終身型と聞くと保険料を必ずずっと支払い続けなければならないと思っていませんか?

実は、終身型の保険に関しては保険料を終身で(=死ぬまで)支払う必要があるとは限りません

※ 一部の保険では終身で(=死ぬまで)保険料を支払うものもあります。

具体的には、保険期間は終身で保険料支払いの期間は60歳までといったタイプの保険契約がこれに当たります。

これはつまり60歳までしっかり保険料を支払えば、61歳以降は保険料を支払う必要は無く、仮に130歳まで長生きたとしても保障されているという保険です。

「保険期間」と「保険料支払い期間」は常に同じというわけではないので、この点は注意してくださいね。

 

定期保険・養老保険・終身保険 生命保険の種類はこれでバッチリ!

巷で複雑な金融商品と思われがちですが、実は生命保険の種類は大別すると以下の3つしかありません。

「定期保険」・「養老保険」・「終身保険」

一つずつ説明していきます。

 

定期保険

定期保険は「掛け捨て型で有期型」の保険に分類できます。

10年間といったように保険期間が定まっているのですが、「更新」をすることによって翌10年間も同じ保障を継続させることもできます。

しかし、注意が必要なのはその「更新」ごとに保険料が上がっていく仕組みになっているという点です。

 

養老保険

「貯蓄型で有期型」の保険に分類されます。

子供が現在3歳で18歳になった時の大学入学費用に充当させるために貯蓄したいというニーズを叶えるケースをモデルにすると、「子供が現在3歳で18歳になった時」=15年間の「有期型」であり、「大学入学費用に充当させるために貯蓄したい」=保険料がしっかり貯まる「貯蓄型」というわけです。

 

終身保険

終身保険は一生涯保障がつづく保険です。

終身保険は貯蓄型と掛け捨て型という2つのタイプがあります。

ですから、「貯蓄型で終身型」「掛け捨て型で終身型」の保険に分類されます。

本サイト「資産形成.com」では資産形成に役立つ生命保険の使い方を中心に学んでいただきたいので、「貯蓄型で終身型」の終身保険のお話を中心にしていきます(以後注釈なしに「終身保険」と記載する場合は「貯蓄型」を指します)。

 

この3種類を押さえれば複雑なことはひとまず忘れていい!

冒頭にもお伝えしましたが、生命保険というと複雑な金融商品というイメージが根強くあります。

たしかに各個別の商品に目を向けると様々な特約があったり等々複雑極まりない印象を持たれても致し方ないという面もあるでしょう。

ただ何事も基本が最も大事です。

今回説明してきた基本の3種類をまずしっかりと理解するようにしてください。

この基本の3種類を幹とすれば、特約などは枝葉です。

もちろん枝葉も大切にしなければなりませんが、幹がしっかりしていない状態で枝葉のことをあれこれ考えても実りは多くありませんから、少なくとも幹を押さえるまでは枝葉のことは忘れてしまっても良いくらいです。

 

目的に合った生命保険を選ぶために

「目的に合った保険を選ぶために一緒に学んでいきましょう!」というのが基礎知識編の最後のテーマです。

生命保険は目的に応じた商品を選ぶことが最も重要です。

生命保険は細かい分類をすればたくさんの種類があります。

保険営業の方の話を聞いているうちに、もしくは金融機関の窓口でご相談をしている間に、「そっちもいいな〜、こっちもいいな〜」と感じてきてしまって、当初の目的とは違った方向で話が進んでしまって契約をしてしまったというケースは案外多いものです。

 

保険選びの目的がいつの間にかズレてしまったケース

一つ例を挙げてみます。

安定的に計画的な貯蓄をするために貯蓄型の生命保険の話を聞こうと金融機関もしくは保険営業の方に相談しに行ったとしましょう。

「今回は何故、安定的に計画的な貯蓄をしようとお考えになられたのですか?」と担当者に質問され、「しっかりと理由まで聞いてくれるのか」と安心してこの後の相談に乗ってもらえそうだと安心しました。

そこで、「子どもができたので保障の安心がありながら貯蓄ができる保険に入りたいと考えました」としっかりと自分の意図を伝えることができました。

すると、「生命保険会社によって積立利率も違いますし、増えないよりは少しでも増える方向で商品を探してみますね」と返答されました。

しばらく待っているといくつかの商品パンフレットを持って帰ってきた担当者。

そして、いくつかの商品の説明の後に「日本の円建ての保険より、米ドル建ての保険の方が積立利率が高いのでオススメですよ!」と情報提供してくれました。

「なるほど!!」とその後も説明を聞いて結局はドル建ての貯蓄型の保険に入ることにしました。

本サイト「資産形成.com」をこれまでにもお読みいただいているみなさんには、「えっ、なんでそうなるの?」とお思いになった方も多いと思いますが、実はこういったケースは少なくありません。

お子さんの教育資金のために貯めていくお金ですから、解約時の円高円安によって円ベースでの解約返戻金が上下してしまう保険では最初の目的である「子供の教育資金を貯めるため」からはズレてしまっているおそれがあります。

※ ここでは円高円安の影響で円ベースでの解約返戻金が上下してしまうことだけ覚えておいてください。つまりは大きく損してしまうこともあるということです。それも契約時にはまだ結果はわかりません。解約時の為替次第なのです。円高円安の詳細は外貨をまた後日別の回でしっかりとお伝えしていきます。

 

保険選びの目的がズレてしまうと当初の目的を達成できない可能性がある

今回のケースでは目的が途中からズレてしまっている可能性が高いですよね。

たとえばアメリカの大学や大学院に通うための費用なのでドル建てで全く問題ないというケースも無いわけではないですが、ほとんどの場合は目的がズレてしまったといって良いでしょう。

どのように目的がズレているかというと、「子どもの教育資金に使用するために安定的に確実な貯蓄をしたい」という当初の目的が、担当者の話を聞いているうちに「少しでも積立利率が高い保険に入る」という目的になってしまったのです。

「子どもの教育資金に充てたい」ということから、お子さんが15歳もしくは18歳時点で「確実にお金を使用できる状態を作るために貯蓄がしたい」というのが当初の目的だったはずです。

もちろん確固たる相場観や将来見通しをお持ちの方で、お子さんが15歳、18歳の時には必ず円安になっているはずだと考えているならば、ドル建ての保険で良い場合もあるでしょう。

しかし、お子さんの教育資金のために「確実に」という点からは、お子さんが15歳もしくは18歳の時点での米ドルの為替の状況によっては解約したくないほどの円高の状況かもしれないという点を考慮すると、お子さんの教育資金を解約時の為替の状況で解約返戻金が上下する保険で積み立てるというプランでは、当初の目的を達成できない可能性は十分にあります。

このケースはかなり極端な例かもしれませんが、こういったことが散見されているのが現実です。

こういったことのないように保険選びの際には「目的に合った保険をご自身で選べるように」「この保険ではどういった目的が達成できるのか」を常に考えながら検討するよう心がけましょう。

 

 

セミナー情報

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