資産運用

資産運用初心者におすすめの「絶対収益追求型投資信託」とは?

 

 

マイナス金利時代の資産運用は株式投資を主軸にするといっても実際には自分で銘柄選択や投資タイミングを決めるのは容易ではありません(※)。そこで投資信託を活用するのが有力な手段の一つになります。今回はとくに初心者の方に私たちがおすすめしている「絶対収益追求型投資信託」についてお話していきましょう。

※ マイナス金利時代の資産運用で失敗しないための株式投資の基本を参照のこと。

 

資産運用初心者におすすめの「絶対収益追求型投資信託」とは?
まず知っておきたい投資信託の本質

突然ですが、皆さんは現在、日本国内にどのくらいの数の投資信託があるかご存知でしょうか?

(一社)投資信託協会の統計データによると、2016年4月末現在、投資信託全体で10,205本、皆さんが普段目にする機会の多い公募投資信託で5,973本あります。

これは東証に上場している会社数3,519社(2016年6月9日現在)よりも多いことになります。

「え?それなら自分で銘柄を選んで株式投資をしたほうがいいんじゃないの?」

こう思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

たしかにその考え方も一理はあります。

しかし投資信託の本数自体は東証の上場会社数より多くても、投資信託の本質に則ったものはそう多くはありません。

では投資信託の本質とは一体何なのでしょうか?

これは投資信託の字義そのものです。

投資じてすこと」

ここで一つ疑問が生じませんか?

それは「一体誰に投資を信じて託すのか?」ということです。

これも答えから言ってしまいましょう。

その投資信託の運用を指図する運用のプロたるファンドマネージャーにです。

つまり投資信託の本質とはまとめると以下のとおりになります。

「運用のプロ(ファンドマネージャー)に資産を信じて託すこと」

ただ先ほどもお伝えしたとおり、残念ながらこの本質に則った投資信託というのは日本国内に約6,000本ある公募投資信託の中でも今のところごく少数しか見当たりません。

その理由については損しないために!2016年おすすめ投資信託の選び方のポイントとはで詳しく説明していますのでぜひご参照ください。

ここではそのごく少数しかない投資信託の本質に則ったものを総称したのが「絶対収益追求型投資信託」であることをお伝えした上で、次にお話を進めていきます。

 

資産運用初心者におすすめの「絶対収益追求型投資信託」とは?
「絶対収益追求型投資信託」3つの特徴

「絶対収益追求型投資信託」とは、市場の動きにかかわりなく資産を増やしていくことを目標とする投資信託の総称です。

「絶対収益追求型投資信託」の目標とする運用パフォーマンスは以下のようなイメージです。

 

「絶対収益追求型投資信託」の階段型上昇のイメージ

スクリーンショット 2016-06-09 17.40.30

注:上図は絶対収益追求型投資信託はどのような局面でも運用実績を出すことを運用目標としていることをイメージしたものです。元本保証や運用実績を保証するものではございません。

 

このように市場平均が大きく上下に変動する局面であっても、「絶対収益追求型投資信託」は緩やかにでも右肩上がりのカーブを描いて、ゆっくり時間をかけて資産を増加させることを目指していきます。

この「絶対収益追求型投資信託」には主に3つの特徴があります。

 

「絶対収益追求型投資信託」3つの特徴

スクリーンショット 2016-06-09 18.02.12

 

1つめに挙げた「運用パフォーマンスがプロの腕次第で決まる」というのは、ここまでにお話してきたことそのものです。

市場の動きにかかわりなく資産を増やすことを目標とする以上、株式等の銘柄選択や投資タイミングが資産の増加につながるように適切になされるかは運用のプロであるファンドマネージャーの腕の良し悪しによるところが極めて大きくなります。

2つめに挙げた「分配金を不必要に出さずに再投資するため投資効率が高い」については説明が必要なところです。

まず投資信託の分配金は預金や債券の利子とは異なるということから理解してください。

これらの違いを表したのが以下のイメージ図になります。

 

債券の利子と投資信託の分配金の違い

スクリーンショット 2016-06-09 18.12.09

 

上図にあるように債券の利子が元本とは別に出ているのに対して、投資信託の分配金は純資産(投資元本+配当等収益)から出ています。

つまり、分配金を出した分だけ投資信託の基準価額は下がるということになります。

これを踏まえて、まったく同じ設定日かつ運用をする投資信託がここに2本あったとします。

両者ともに一定期間ごとにその時の基準価額に対して10%ずつ値上がりしたと仮定して、片方の投資信託は分配金を出さない、もう片方は一定期間ごとに100円(10,000口あたり)の分配金を出したとしたら、どのくらい運用パフォーマンスに違いが出るでしょうか?

以下の図に表してみます。

 

無分配と有分配の投資信託の運用パフォーマンス比較

スクリーンショット 2016-06-09 16.49.12

注:上図は一定の前提条件の下で基準価額、分配金を比較したあくまでもイメージです。実際の運用では元本割れとなるリスクを伴う可能性があります。また各種手数料や税金が掛かる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

青色の線グラフ(左軸)は無分配の場合の基準価額、緑色の線グラフは有分配(100円/1万口)の場合の基準価額、黄色の棒グラフ(右軸)は分配金の累計金額を表しています。

1期間経過後、無分配の場合の基準価額は11,000円(=10,000円×1.1)、有分配の場合の基準価額は10,900円(=10,000円×1.1-100円)と、有分配の基準価額は分配金を100円出している分、無分配の基準価額よりも低くなっています。

ただし、有分配の場合は分配金を受け取っているわけですから、分配金込みでは11,000円(=10,900円+100円)で、無分配の場合と同額です。

これが2期間経過後では、無分配の場合の基準価額は12,100円(=11,000×1.1)、有分配の場合の基準価額は11,890円(=10,900円×1.1-100円)です。

ここでも有分配の場合は分配金込みでの基準価額を計算すると、12,090円(=11,890円+200円)となります。

無分配の場合の基準価額は12,100円ですから、こちらのほうが10円上回りました。

それでは、これを1期間ごとに繰り返していって一気に10期間経過後ではどうなるでしょうか?

注:小数点以下は四捨五入して計算しています。

この時、無分配の場合の基準価額は25,939円、有分配の場合の基準価額は24,345円です。

有分配の場合の基準価額はこれに分配金累計1,000円を足し合わせて分配金込みの基準価額を計算すると、25,345円(=24,345円+1,000円)となります。

この場合、無分配の場合の基準価額のほうが594円上回ります。

このように、まったく同じ設定日かつ運用をする投資信託であれば、分配金を出さずにそのまま運用に回すほうが、分配金を一定期間ごとに出すよりも投資効率が高いといえます。

この投資効率の高さを重視することこそ「絶対収益追求型投資信託」の意図することの一つです。

それでは3つめの「適切な現金ポジションを取れるため相場の下落局面に強い」とはどういうことでしょうか?

(一社)投資信託協会は「投資信託等の運用に関する規則」で投資信託の信託財産総額の1/2超を有価証券に投資するようルール化しています。

これは裏を返せば、その投資信託の信託財産総額の1/2未満であれば、現金ポジションにしておくことができるということです。

しかし、国内の公募投資信託の多くは運用期間のほとんどを現金ポジションをおかずに90〜100%有価証券に投資しているという実態があります。

これがどのような結果をもたらす可能性があるのか、一つ例を用いてお話していきましょう。

ここに日経平均株価を構成する225銘柄の国内株式に投資する投資信託が2本あったとします。

1本は相場が下落局面で現金ポジションを50%に、もう1本は相場が下落局面で現金ポジションを10%におくこととします。

設定日や投資タイミング等その他の条件はまったく同一とします。

これを図にすると以下のようなイメージ図になります。

 

相場下落時現金ポジション50%の場合

スクリーンショット 2016-06-09 16.49.31

注:上図は過去の日経平均株価の推移を基に投資タイミングを表したイメージです。実際の運用では元本割れとなるリスクを伴う可能性があります。また各種手数料や税金が掛かる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

相場下落時現金ポジション10%の場合

スクリーンショット 2016-06-09 16.49.55

注:上図は過去の日経平均株価の推移を基に投資タイミングを表したイメージです。実際の運用では元本割れとなるリスクを伴う可能性があります。また各種手数料や税金が掛かる場合があります。あらかじめご了承ください。

これら2つの図を基準価額のチャートに落とし込むと以下のとおりになります。

 

相場下落時現金ポジション50% vs 10% 〜運用パフォーマンスの違い〜

スクリーンショット 2016-06-09 16.50.12

注:上図は過去の日経平均株価の推移を基に投資信託を設定、運用した場合のイメージです。実際の運用では元本割れとなるリスクを伴う可能性があります。また各種手数料や税金が掛かる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

オレンジの線グラフは相場下落時現金ポジション50%の場合の基準価額、イエローの線グラフは相場下落時現金ポジション10%の場合の基準価額を表しています。

この時、どちらの投資信託も基準価額10,000円から開始したとすると、最初の相場上昇時は両者ともに株式を100%購入していますから、まったく同一の価額推移となります。

しかし、次にくる相場下落時では、一方は現金ポジション50%、もう一方は現金ポジション10%ですから、前者は後者よりも基準価額の下落を抑えることに成功しています。

そして、2回めの相場上昇時では、両者ともに相場下落時においた現金ポジションを再度株式に組み入れることになりますが、前者のほうが後者よりも多くの金額を株式に組み入れることができるので、ここでも前者のほうが後者よりも高い運用パフォーマンスを出すことができています。

このように、「絶対収益追求型投資信託」は相場下落時に現金ポジションを厚くすることで、基準価額の下落をできる限り抑えることを意図しているといえます。

 

ここまでで「絶対収益追求型投資信託」の有用性についてご理解いただけたでしょうか?

「絶対収益追求型投資信託」について興味関心をお持ちいただき、さらにマイナス金利時代の資産運用について学び実践していきたいという方は、当サイト「資産形成.com」を運営するリンクス株式会社が開催している新セミナー「マイナス金利時代の資産運用講座 テーマ:債券投資大転換」(東京/無料)にぜひお越しください。

注:上記セミナーはお申し込み時の略称として「債券投資大転換セミナー」としております。

 

 

セミナー情報

11125590_1642562029306574_815304011_n

 

L!NX(リンクス)はみなさんの資産形成にお役に立てるため、定期的に無料のセミナー開催を行っております。

セミナー詳細はコチラ

 

個別相談のお申し込み

DSC_3707

 

全員が大手金融機関出身!

選りすぐりのL!NX(リンクス)講師陣に個別にご相談されたい方は下記よりご連絡ください。

個別相談のお申し込みはコチラ

 

現在、セミナーは無料、個別相談は有料(1回3,000円)とさせていただいております。

※ セミナー受講後の個別相談は初回に限り無料です。

 

【ご留意事項】
本セミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品毎に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。
また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります(信用取引、先物・オプション取引では差し入れた保証金・証拠金(元本)を上回る損失が生じるおそれがあります)。
商品毎に手数料等及びリスクは異なりますので、詳細につきましては、SBI 証券WEB サイトの当該商品等のページ、金融商品取引法に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

 

【個人情報の取扱いについて】
本セミナーは、リンクス株式会社(以下弊社)により運営されており、個人情報は弊社で管理いたします。
取得いたしましたお客様の個人情報は弊社セミナー、商品サービスのご案内など弊社の利用目的の範囲内で利用させていただきます。


 

資産形成.com の最新情報をチェック!