資産運用

トランプ新政権下で株価は上昇?それとも下落?

2017年1月8日

291views

, , ,

01月08日

291views

, , ,

 

 

2017年1月20日、ドナルド・トランプ氏が第45代米国大統領に就任します。2016年11月8日の大統領選勝利後、新政権下の経済政策(トランプノミクス)への期待が影響して米国株は上昇、史上最高値を更新しています。これは株式投資で資産運用をするにあたって見過ごせない動きです。米国株は今後も堅調に推移するでしょうか?

 

トランプ新政権下で株価は上昇?それとも下落?
歴代米国大統領の政権下で株価はたった1人を除いて上昇!

ここではトランプ新政権下での米国株の株価を見通していくにあたって以下の歴代大統領に登場してもらうことにします。

 

歴代米国大統領(第39〜45代)

 

それでは上図に示したジミー・カーター第39代大統領からバラク・オバマ第44代大統領までの米国株の株価騰落率を各代各期ごとに見ていきましょう。

 

歴代米国大統領の在任期間の株価騰落率(年平均)

各代各期初年の前年末に対する期末年年末のS&P500指数の騰落率を年平均で表したもの

 

上図をご覧いただくとジョージ・W・ブッシュ(ブッシュJr.)第43代大統領政権下の第1期(2001〜2004年)と第2期(2005〜2008年)を除くすべての歴代大統領の各代各期で米国の株価は上昇していることがわかります。

これは1977〜2016年の40年間、米国株は概ね右肩上がりの上昇を続けてきたことを示しています。

この期間でS&P500指数は+1,983.4%、約21倍。年平均で+7.9%です。

それではなぜブッシュJr.政権下だけ株価は下落してしまったのでしょうか?

それはブッシュJr.政権第1期はITバブル崩壊、第2期はサブプライム問題〜リーマンショックという大型のバブル崩壊に立て続けに見舞われてしまったからです。

ここまでの事態が今後も頻発するというのは正直考えづらいでしょう。

もちろんリスクシナリオとして念頭に置くに越したことはありませんが、メインシナリオとしてはトランプ新政権下の4年間でも米国株は上昇する可能性が高いと考えて良いかと思います。

 

トランプ新政権下で株価は上昇?それとも下落?
それでも2017年、トランプ大統領就任1年目は厳しい年になる?

ただ、トランプ大統領の就任する今年、2017年の1年間に限定して株価の見通しを考えていくと強気一辺倒とはいかないかもしれません。

 

歴代米国大統領就任1年目の株価騰落率

各代各期初年の前年末に対する期初年年末のS&P500指数の騰落率を表したもの

 

上図は各代各期の歴代大統領の就任1年目の株価騰落率を表したものですが、ぱっと見では7勝3敗と勝率が高いように思われるかもしれません。

しかし、2期目というのは1期目と同一の大統領が就任することであり、政権の安定性から株価が上昇しやすいと考えられます。

その証拠にレーガン、クリントン、ブッシュJr.、オバマの各大統領の第2期1年目の株価はすべて上昇しています。

それでは各代の第1期のみで見るとどうでしょうか?

3勝3敗と勝率は五分になります。

もう少し詳しく見ていきましょう。

この3勝のうちの1勝はブッシュ第41代大統領の就任1年目で、レーガン→ブッシュという共和党政権内でのバトンタッチによるものです。

残りの2勝はクリントン第42代大統領とオバマ第44代大統領の就任1年目で、両者ともに共和党政権から民主党政権へのバトンタッチとなります。

つまり、今回のトランプ大統領のような民主党政権から共和党政権へのバトンタッチはレーガン第40代大統領とブッシュJr.第43代大統領が該当しますが、この両者ともに就任1年目の株価は下落しているのです。

それでは最後にトランプ新政権の1つ前のオバマ前政権での株価推移について見ていきましょう。

 

オバマ前政権下の株価騰落率

S&P500指数月足チャート(2007〜2016年)

 

オバマ前政権下の株価は第1期(2009〜2012年)、第2期(2013〜2016年)通じて概ね右肩上がりの上昇となりました。

上図にありますが、この間にS&P500指数は+147.9%と約2.5倍。年平均+12.1%です。

これはその前のブッシュJr.政権下で起きたサブプライム問題〜リーマンショックによる株価暴落からの反動による上昇、この間にFRBが大規模な金融緩和を行ったこと、また景気回復とともに金融緩和からそれなりに上手く抜け出しつつあること、そしてこれらに伴って米国企業の企業業績が伸びていることによるといえるでしょう。

それではオバマ前政権下の各年の株価騰落率を以下に示してみます。

 

オバマ前政権下の年別株価騰落率

前年末に対する当年末のS&P500指数の騰落率を表したもの

 

ここで注意を要するのは昨年、2016年。

年間騰落率+9.5%とありますが、このうちの約半分は11月8日大統領選直後からのトランプノミクスへの期待先行での株価上昇によるものです。

つまり、2016年末時点で前年比+5%程度の下駄を履いた状態で今年、2017年は始まっていると考えられます。

それとともにこの下駄を脱いでみると2016年の株価騰落率は前年比+5%未満、2015年は-0.7%と下落していますから、踊り場にいるという見方もできるでしょう。

これらを踏まえてトランプノミクスへの期待が剥がれ落ちる可能性を考慮した場合、少なくとも2017年の1年間については前年比-5〜-10%と弱気の想定をしておくのが妥当ではないかと思います。

年明け早々からボラタイルな相場展開となっており、この予測が当たるかどうかは正直わかりません。

ただ、過去の推移を踏まえた上での目安としてご参考にしていただければ幸いです。

 

次の記事:2017年の日経平均株価と為替、円安株高予想は的中する?

まとめ記事に戻る:初心者におすすめの資産運用あれこれ2017

 

<こちらもおすすめ!>

【おすすめ】ライフワークとしての資産形成と資産運用

 

 

セミナー情報

11125590_1642562029306574_815304011_n

 

L!NX(リンクス)はみなさんの資産形成にお役に立てるため、定期的に無料のセミナー開催を行っております。

セミナー詳細はこちら

 

個別相談のお申し込み

DSC_3707

 

全員が大手金融機関出身!

選りすぐりのL!NX(リンクス)講師陣に個別にご相談されたい方は下記よりご連絡ください。

個別相談のお申し込みはこちら

 

現在、セミナーは無料、個別相談は有料(1回5,000円)とさせていただいております。

※ 個別相談は初回に限り無料です。

 

【ご留意事項】
本セミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品毎に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。
また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります(信用取引、先物・オプション取引では差し入れた保証金・証拠金(元本)を上回る損失が生じるおそれがあります)。
商品毎に手数料等及びリスクは異なりますので、詳細につきましては、SBI 証券WEB サイトの当該商品等のページ、金融商品取引法に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

 

【個人情報の取扱いについて】
本セミナーは、リンクス株式会社(以下弊社)により運営されており、個人情報は弊社で管理いたします。
取得いたしましたお客様の個人情報は弊社セミナー、商品サービスのご案内など弊社の利用目的の範囲内で利用させていただきます。


 

資産形成.com の最新情報をチェック!