資産運用

働き方で変わるライフワークとしての資産形成と資産運用

 

 

これまで複数回にわたって初心者の方がとくに老後資金の確保を目的とした資産形成や資産運用を行うにあたって基本となる考え方やおすすめの方法についてご説明してきました。今回はその一区切りとして皆さんそれぞれの働き方に着目したライフワークとしての資産形成と資産運用について実践の参考になることをお話していきます。

 

前の記事:シミュレーションでわかる!リスク資産のポートフォリオ運用

 

金融資産から見たライフワークとしての資産形成と資産運用

まずは以前の記事(※1)でご紹介した図を用いてライフワークとしての資産形成と資産運用のイメージについて簡単におさらいしていきましょう。

※1 資産形成から資産運用へ〜初心者におすすめの目安〜を参照のこと。

 

自己投資と資産形成、資産形成から資産運用、そして相続対策へ

 

上図左側の資産形成がライフワークとしての資産形成と資産運用の入り口にあたる部分です。

年代としては20〜30代の方が中心になりますが、まず収入を増やすための自己投資と支出を減らすための節約で収支差額を黒字にすることにより資産形成の源泉となる貯蓄をしていきます。

これと同時に貯蓄の一部を効率的に増やすために株式や投資信託等の金融商品に積立投資する、という一連の流れを繰り返し行っていくのが資産形成の基本です。

これによってある程度(金融資産1000万円以上)の資産形成ができたら、40〜50代の年代を中心として引き続き資産形成を行いつつ上図右側にある資産運用の実践の段階に移ります。

ここでは資産形成の段階で積立投資によって既にポートフォリオが組まれた状態が出発点になりますので、そのポートフォリオを見直し、近づきつつあるリタイア、老後生活に備えて積極運用から安定運用へ移行していくリバランスの作業を行うことになります。

そしてリタイアし現役世代から老後世代となる60代以降は安定運用中心の資産運用を行うことで老後資金の取り崩しによる資産残高の減少を緩やかに抑えつつ、次世代のために相続対策を早期に実践していきます。

ここまでお話した一連の流れを年代を追った資産残高の推移のイメージとして表したのが以下の図です。

 

生涯を通じた資産残高の推移

 

ここまでがライフワークとしての資産形成と資産運用の長い道のりで、以前にご説明したことのおさらいになりますが、ここからはとくに初心者の方が見落としがちな視点をこれに加えてお話していきましょう。

 

資産形成、資産運用の初心者が見落としがちなこととは?

ライフワークとしての資産形成と資産運用を考えるにあたってはご自身の働き方を考慮した上で行う必要があります。

この働き方というのが先ほど申し上げたとくに初心者の方が見落としがちな視点です。

それではどのように考えていけば良いのでしょうか?

これを考えていく際にはまず先ほどの生涯を通じた資産残高の推移の図に人的資本を加えるとすっきりと頭に入りやすいかと思います。

 

生涯を通じた人的資本と金融資産の価値の推移

 

人的資本とは皆さんそれぞれが生涯を通じて稼ぎ出す労働による収入の現在価値のことを指します。

上図の赤線で示したように年代を追うごとに残された労働期間は短くなっていきますから、人的資本の価値は減少の一途を辿ります。

とくに現役をリタイアして以降、労働による収入は全く無くなる、あるいは継続的に働くにしても現役世代よりも残された時間は少なく、かつ一般的に収入は少なくなりますから、価値が0(ゼロ)に限りなく近づくことになります。

この生涯を通じた人的資本の推移という視点を持つことによって、現役世代の人的資本の価値が高いうちに金融資産の価値を高めるよう考え実践していく必要性を感じられたという方もいらっしゃることでしょう。

さてここからが皆さんそれぞれの働き方に関わる部分です。

以下の図をご覧ください。

 

働き方によって変わる金融資産のタイプ

 

上図にあるようにここでは人的資本を債券型と株式型の2つのタイプに分けています。

一般に人的資本は債券に近い性質を持つものとして考えられています。

なぜなら通常は労働による収入は月々の給料や年1〜2回のボーナスといったように定期的かつ金額の変動が小さいものだからです。

しかし、上図に示したようにこれが当てはまるのは会社員や公務員などの相対的に安定した働き方をしている人になります。

一方で、起業して会社経営者(創業オーナー)となったり、あるいは個人事業主をその働き方として選択した人の労働による収入は成果に応じて定期または不定期、かつ金額の変動が大きくなりやすい、つまりその性質が株式に近いものになります。

このように働き方によって人的資本の性質は異なりますから、これに伴って保有すべき金融資産も異なります。

ざっくりと分けてしまえば、会社員や公務員等をしている債券型の人は株式中心、会社経営者(創業オーナー)や個人事業主等をしている株式型の人は債券中心にしたほうが、バランスの取れた効率的なポートフォリオを構築しやすいでしょう。

ちなみに巷間では会社経営者(創業オーナー)や個人事業主等をしている株式型の人から老後資金を目的とした株式や投資信託などの金融商品への投資をすることによる資産形成や資産運用に対する否定的な意見がちらほら聞こえてきます。

たしかに会社経営者(創業オーナー)や個人事業主等をしている株式型の人から見れば、ご自身の本業で十分株式に近い性質のリスクを取っているわけですから、金融資産まで株式中心にしてはリスクが過大といえるでしょう。

ただ、本稿をお読みいただいている皆さんの大半は会社員や公務員等の債券型に分類される働き方をしているかと思います。

この場合、今後将来的に会社経営者(創業オーナー)や個人事業主等の株式型に分類される働き方を選択する予定がある場合を除いて、そもそも人的資本と金融資産のバランスが大きく異なるわけですから、老後資金を目的とした株式や投資信託などの金融商品への投資をすることによる資産形成や資産運用は必要不可欠であるとお考えいただいたほうが良いでしょう(※2)。

※2 老後資金を目的とした資産形成と資産運用の必要性について詳しくは現実を直視せずに「資産運用は不要」と思っていませんか?を参照のこと。

 

ライフワークとしての資産形成と資産運用で初心者におすすめしたいのは・・・

最後にライフワークとしての資産形成と資産運用を実践するにあたって、とくに初心者の方におすすめしておきたい考え方があります。

以下の図をご覧ください。

 

ライフワークとしての資産形成と資産運用で最も大切なこと

 

以前の回(※3)でもお話しましたが、ライフワークとしての資産形成と資産運用という長い道のりを実践するには明確な目的が必要不可欠です。

※3  初心者が資産運用を始める際に必要なたった一つのことを参照のこと。

そしてその目的を達成するためには何らかの手段を講じていく必要があります。

上図でもその手段として4つ取り上げていますが、この他にも様々考えられることでしょう。

ここでぜひともおすすめしたい考え方というのは上図で示した通り「目的達成のためにあらゆる手段を尽くす!」ということです。

株式や投資信託といった金融商品に投資することも、金融資産が少ない段階で万が一のために保険に加入することも、あくまでも目的を達成するための手段の一つです。

もちろん、重要なものであるには違いないですが、ご自身で手段を限定してしまい、結果として目的達成せずに挫折してしまうなどということのないようにしていただければと思います。

ここまでにご紹介した資産形成、資産運用の基本的な考え方やおすすめの方法についても、皆さんそれぞれの目的達成のための手段の一つとしてご参考いただければ幸いです。

 

まとめ記事に戻る:【おすすめ】ライフワークとしての資産形成と資産運用

 

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