【第1ステージ】 収支(収入と支出の差額)を黒字化(+に)する
【第2ステージ】 お金がお金を生む仕組みをつくる
第1ステージからお話しましょう。
収支、つまり収入から支出を引いた差額を黒字(+)にするという段階ですが、これはイメージしやすい、わかりやすい話かなと思います。
資産形成は「現在資産のほとんどない状態の方」が0から1を生み出した上で着実に資産を増加させていくことですから、この”0から1を生み出す”のに月単位での会社の給料等収入という入ってくるお金から月々の生活費等支出という出ていくお金を黒字(+)にするのは必要不可欠です。
ここのところの具体的な方法についてはまた別の回でお話しますね。
ちなみにここが赤字で借金を抱えているという方は兎にも角にも借金返済やその他手段を講じてまずは収支を±0にすることに全精力を傾けてください。
それで収支が黒字化して少しずつお金が貯まってきてちょっとだけ余裕が出てきたかなというところで考える必要があるのが、次の段階、第2ステージの”お金がお金を生む仕組みをつくる”ということです。
ここのところは第1ステージと比べるとわかりづらいかもしれませんね。
そもそもお金がお金を生む仕組みとは何でしょうか?
これは端的にいえば、月単位や年単位で預貯金以外の金融資産にお金を積み立てていくことを指します。
ではなぜお金がお金を生む仕組みをつくる必要があるのでしょうか?
一言でいえば、これからわが国の政府の政策によってインフレ時代(物価上昇期)に突入する可能性が高いので、放っておくと現金の価値が目減りしてしまうおそれがあるからです。
ここの詳細については物価というものはどういうものかといったところからお話しないとなかなか理解しづらいと思いますので別の回(参考:【資産形成】よく聞くインフレとデフレの意味とは?)にじっくりとお伝えします。