大学進学に際して教育費用の貯金はいくら必要でしょうか?
一般的にお子さんの教育資金(子育て費用)で一番お金がかかるタイミングは高等教育、つまりは大学に進学するタイミングです。
男女に共通して多い進学コースとしては私立大学文系が挙げられますが、4年間の費用としては約700万円です。
さらに高校3年時の予備校や塾代までを考慮すると、17歳から22歳までの5年間で800万円程度(仕送り等生活費を入れるとさらに)がかかる計算となります。
なにもお子さんが17歳になるまでに800万円全額貯める必要ありませんが、お子さんが17歳に達するまでに450万円程度は貯めた方が良いといえます(予備校代100万、大学入学金100万、大学1年目の授業料150万、その他交通費、書籍代、下宿代等100万円)。
17年間で450万円を貯めようとすると、26万円(≒450万円÷17年)、つまり年間約26万円の貯金が必要となり、月々の貯金額としては約2万円ずつが必要であることがわかります。
これが国公立大学であればこれよりも少ないお金で済む場合もありますし、私立大学でも理系であればより多くのお金が必要とされる場合もありますので、あくまでも一つの目安として考えてください。