資産形成

解約だけじゃない!終身保険からお金を取り出す3つの方法

 

 

「保険からお金を取り出す方法」は解約だけだと思っていませんか?

実はその方法は解約を含めて3つあります。

これは10〜15年の短期払いの貯蓄型終身保険を活用する上で知らないと本当に損をするおそれがある項目です。

さらにいえば、このお金を取り出す3つの方法を知らない状況では、10〜15年の短期払いの貯蓄型終身保険」の魅力が半減してしまうといっても言い過ぎではありません。

 

知らないと損をする!終身保険からお金を取り出す3つの方法

保険からお金を取り出す方法は以下の3つになります。

1. 解約

2. 部分解約

3. 契約者貸付

一つずつ説明していきましょう。

1. 解約

「解約」はおそらくみなさんが想像するであろう「解約」そのままです。

保険料払い込み期間中の貯蓄型終身保険を解約するとします。

この時、「保険料は以後支払わないし、今までに貯まったお金も全部返してください。そして、保険契約を消滅させてください」という意思表示が「解約」です。

ポイントはお金が全部返ってきて、保険契約が「消滅する」ということです。

2. 部分解約

「全体の契約のうち一部を解約して、残った部分は有効に継続させる」というのが「部分解約」です。

もう少し具体的に、1000万円の死亡保障があり、解約返戻金(=貯まっているお金)が500万円ある貯蓄型終身保険を例としてお話しましょう。

この契約を20%分だけ「部分解約」するとした場合、「死亡保障を1000万円から800万円に下げて、500万円の解約返戻金から100万円を取り出し、400万円が貯まっている状態にする」ということです。

そして、部分解約後は、「800万円の死亡保障で、400万円分の解約返戻金の貯蓄型終身保険」が継続されるというわけです。

保険料の支払い期間中であれば、部分解約以降は「800万円の死亡保障で、400万円分の解約返戻金の貯蓄型終身保険」を継続させる分の保険料を以後も支払い続けます。

部分解約前の保険料が月々2万円であれば、そこから20%分保険料を減らして、部分解約後の保険料は月々16,000円になります。

保険料の支払いが完了した後の部分解約であれば、純粋に「死亡した時には800万円の死亡保険金が出て、400万円の解約返戻金が解約する日まで運用され増え続ける」ということです。

3. 契約者貸付

「契約者貸付」は、保険に貯まっている解約返戻金の範囲内で、保険会社から「お金を借りる(貸付を受ける)」という形でお金を取り出すことです。

少し分かりづらいかと思いますので、解説していきます。

たとえば、「一時的に」お金が必要というケースを考えてみましょう。

「毎日の通勤にも使っている自動車が壊れてしまって、すぐにでも買い換えなければならないけど、次のボーナスは3ヶ月後で今すぐに買い換えるのは資金的に厳しいな・・・」というような状況の時に活用したいのが「契約者貸付」です。

「保険会社から貸付を受ける」=「借金をする」という状態なので、借りたお金をいずれ返さなければなりません。

さらにいうと「借金」ですから、当然に金利も発生します。

「解約返戻金は自分のお金なのに、何で借金なるんだ。おかしいでしょ。それなら契約者貸付なんて意味ないじゃない」という声が聞こえてきそうですが、「契約者貸付」を受けるメリットは場合によってあります。

上記の「解約」と「部分解約」は保険契約を全部解約し消滅させる、もしくは一部解約して一部消滅させるわけですから、今までの契約とは違った内容の保険になってしまいます。

保険は基本的には若い年齢の時に契約をした方が有利なことが多いわけですから、一時的にお金が必要なタイミングで5年前、10年前の若い時に契約した保険を、全部もしくは一部解約して消滅させてしまうのはもったいないという状況もありうるわけです。

こうした「お金が一時的に今すぐに必要になってしまったのでどうしよう・・・」という状況にぴったりなのが「契約者貸付」なのです。

借りたお金を何に使うかは自由で、後で金利とともに借りたお金を返せば元の保険契約の内容をそのまま何も変わらずにまた継続していくことができるというのが最大のメリットです。

ですから、会社のボーナスのように後でお金が確実に入る予定がある状況で、さらに保険を「解約」や「一部解約」したらもったいないという状況の時に、保険で貯めたお金を活用して一時的にお金を取り出せる「契約者貸付」は知っておいて損はないはずです。

※ 「契約者貸付」時の金利は保険会社や保険契約ごとに違いますので、実際にご利用される際はご注意ください。

10〜15年の短期払いの貯蓄型終身保険」を有効活用するために覚えておきたいのは、「部分解約」と「契約者貸付」です。

たとえば、「解約返戻金が300万円ある時に、一番下の子どもの大学の学費が足りないから、部分解約して100万円を学費に充てよう。一番下の子どもももう大学生だから、ある程度保障を下げてしまっても大丈夫だ。残った200万円は老後の生活のために長期的に運用を継続しよう」という時は「部分解約」がおすすめです。

一方で、「次のボーナスまでにどうしても海外旅行がしたい。次のボーナスを待っていると海外旅行のサマーキャンペーンが終わってしまうから今お金が必要。でも、今加入している保険を取り崩したくないし、月々の掛け金のペースは維持したいし、何か良い方法はないかな」という時には「契約者貸付」を一時的に受けるのがおすすめです。

 

ここまでお話してきたように「10〜15年の短期払いの貯蓄型終身保険」と「保険からお金を取り出す3つの方法」を組み合わせることによって、「結婚後に関わってくる3大資金」はもちろん、それ以外のことにも柔軟に対応できる貯金のプランとなります。

「人生でどんなことが起きても柔軟に対応できる貯金のプランを立てること」

このような貯金のプランを設計しておくことは、これからのみなさんの人生を安定的かつ柔軟なものにし、彩り豊かな実りあるものにしてくれるはずです。

 

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