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【FinTech(フィンテック)】金融庁の銀行規制緩和は是か?非か?

 

 

FinTech(フィンテック)とは金融とIT(情報技術)を融合した新しいサービスのこと。欧米で先行して普及してきていますが、この度日本でも金融庁が環境整備に乗り出しました。これのため17年ぶりに銀行規制を緩和することになりますが、この銀行規制緩和のメリットとデメリットは何でしょうか?今回はこれについて考えていきたいと思います。

 

日経新聞の記事によると

「フィンテック」環境整備へ 金融庁、銀行規制17年ぶり緩和

2015/9/5 2:00[有料会員限定]

金融とIT(情報技術)を融合した新しいサービス「フィンテック」の普及に向け、金融庁が環境整備に乗り出す。銀行が電子商取引やスマートフォン(スマホ)決済などの事業を運営できるように、17年ぶりに銀行規制を緩和する。取引所の破綻が問題になった仮想通貨取引では、監視策を初めて検討する。米欧が大きく先行する分野で日本勢が巻き返せるように側面支援する。

金融庁は9月中旬から金融審議会(首相の諮問機関)で2つの議論を進める。一つは銀行規制を17年ぶりに転換させ、持ち株会社の傘下で新事業を可能にすること。もう一つは仮想通貨取引について利用者の安全網を設けることだ。

「自前で電子商取引の運営が可能になる」。三井住友フィナンシャルグループは5月に開いた金融審で強い期待感を示した。現在、銀行が持ち株会社の傘下に収めることができる子会社は金融業務のみ。これに対し、世界では金融とITの垣根が崩れ、スマホなどを活用した新しい金融サービスが急拡大する。

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※本記事は有料会員限定です。予めご了承ください。

 

[コメント]

 

フィンテックは世界で1兆円規模の投資が進んでいるが、日本は50億円程度にとどまる。欧米の大手銀がベンチャー企業の買収を加速させているのに対し、邦銀の周回遅れは否めない。金融庁もようやく環境整備に乗り出すことで、日本版フィンテックの早急な底上げを目指す方針だ。

 

銀行規制を緩和するのが一概に悪いわけではありませんが、欧米の大手銀に対する邦銀の周回遅れを取り戻すための動きとしては慎重に行なってほしいところです。

欧米の大手銀がITベンチャー企業と組んでFinTech(フィンテック)を推進する動きは顕著で興味深いところではありますが、大きな流れでみると金融技術が発達し、新奇な金融商品が生まれるところには必ずといって良いほど次なるバブルの温床となるというのが相場ではないでしょうか。

”環境整備”は良いですが、やたらと”規制緩和”に走るのはあまり望ましいとは思えません。

※ 日本のFinTech(フィンテック)についてはこちら(日本のFinTech(フィンテック)に未来はあるか?)も合わせてご参照ください。

 

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