「どうしてもお金が貯まらない・・・」という方が少なくありません。一定以上の収入があれば節約いらずで貯金する方法もありますが、低収入の場合はそうもいきません。そこで今回は貯金0円から脱出して資産形成の第一歩である「お金を貯める」ために今すぐできる”家計節約術”をご紹介いたします。これを参考に皆さん各自で節約の仕方を工夫して無理なく始めていただければと思います。
※ 節約いらずで貯金する方法についてはこちら(節約いらずで簡単に貯金する方法)を参照のこと。
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家計の節約で最も大切なのは「お金は貯めても、ストレスは溜めないこと」
いざ家計の節約を始めようという話になると、「毎日家計簿をつけて1円でも切り詰めなきゃ!」と意気込んでしまう方が少なくありません。
しかし、節約する上で意気込んで完璧主義者になってしまうのは最もやってはならないことです。
それはなぜでしょうか?
貯金0円から節約して資産形成の第一歩である「お金を貯める」ことは長期勝負であって、最初から意気込んで完璧主義でいってしまうと続けることが難しいからです。
もちろん「私は元々完璧主義者だから大丈夫、続けられます!」という方はよろしいのですが、ほとんどの方にとって節約を意気込んで完璧に行うことはストレスフルな作業です。
ですから、家計の節約を行う上で最も大切なのは「お金は貯めても、ストレスは溜めないこと」であって、そのために完璧主義に走らないことです。
これを念頭に置いていただいて、気楽に家計節約術を行っていただければと思います。
貯金0円を脱出するための家計節約術とは?
貯金0円を脱出するための家計節約術で皆さんにぜひ行っていただきたいのはたった2つです。
難しいことではありませんので、ご安心ください。
どなたでも今すぐにできることです。
以下に一つずつ説明していきます。
家計節約術① 「固定費の削減」
1つは「固定費の削減」です。
固定費とは、毎月定額で発生し続ける費用のことです。
たとえば、家賃・水道光熱費等の公共料金・携帯電話代・Webサイト等の月額費用・保険料・住宅ローン・習い事等の月謝などがこれに当たります。
まずは、皆さんそれぞれでこの固定費が月額いくら掛かるかを調べてみてください。
次に、大きく掛かる費用の順、たとえば家賃や住宅ローン等の「住居費」・「保険料」・ガソリン代や駐車場代等の「自動車関連費用」といった順に並べ、その順に削れる費用がないかチェックしていきましょう。
固定費は毎月定額で自動引き落としされていくものなので、このように洗い出していくとかなり無駄な出費が多いことにお気づきになるかと思いますので、不必要なものはばっさりと削ってしまってください。
また、家計節約術としてこの「固定費の削減」を取り上げたのには理由があります。
それは、固定費が毎月定額で発生し続ける費用であるが故に、一度見直してしまえばそれ以降節約効果はずっと続くからです。
これであれば、冒頭お話した「お金は貯めても、ストレスは溜めないこと」に繋がります。
家計節約術② 「食費の管理」
家計節約術のもう1つは、「食費の管理」です。
食費は、家計の中でも意外と大きなウェートを占めているものです。
仕事をされている方は、外食が多くなりがちで、つい毎月の食費が多く掛かってしまったなんてことも少なくないでしょう。
ただ、食事をする度にいくら使ったかどうかを気にするのも面倒ですし、ストレスが溜まりますよね。
そこでストレスを溜めずに食費を抑える方法を一つご紹介します。
まず、月単位の食費を決め、これを週単位に区分けします。
たとえばその月の食費を1万円と決めたら、月が4週とすれば毎週2,500円となります。
次に、その週単位の食費を日常で使っている財布とは別の財布か封筒で保管するようにして、1週間でこの金額まで使っていき、これを週ごとに繰り返します。
ここで一つ疑問に思った方がいらっしゃるかもしれません。
「なぜ月単位で食費を決めているのに、週単位に区分けする必要があるのか?」と。
これについてお答えしておくと、月単位でお金を管理するのでは、月の早いうちにその月の予算を使い切ってしまって、結局予算オーバーになってしまいやすいからです。
こうした事態は週単位に区分けしておけば防ぐことができます。
ここまでご紹介した家計節約術をご参考にぜひ実践してみてください。
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