「お金持ちになりたい!」という夢や希望を持っている方は少なくないでしょう。しかしほとんどの方がお金持ちになれないでいるのが現実です。それはなぜでしょうか?またお金持ちになるにはどうしたら良いのでしょうか?今回はお金持ちになるための秘訣をお金持ちになれる人共通の特徴や習慣から考えていきたいと思います。
「お金持ちになりたい!」という夢や希望を持つことは悪いことではない
誤解なきように最初にお話しておきたいのは、「お金持ちになりたい!」という夢や希望を持つこと自体は決して悪いことではありません。
むしろ、無気力に夢も希望も何もないより、良いことといって差し支えないでしょう。
とくに日本では、昔ながらの美徳として「清貧」を尊いものとする向きが多いので、「お金持ちになりたい!」という欲望丸出しだと批判・・・というより非難されることが少なくありません。
しかし、もちろん「清貧」という”富を求めず、正しい行いをして貧しいこと”も尊いことであることは否定しませんが、これを逆さにして”富を求めること=正しくない(悪い)行いをすること”と捉えるのは短絡的過ぎるのではないでしょうか。
法律違反を犯すことは論外として、倫理的にも悪い行いをしないことを前提として、前向きに「お金持ちになりたい!」というのは、とくに20代、30代、40代といった年齢の若い方にとっては健全な証拠です。
「お金持ちになりたい!」と思ってもお金持ちになれないのは・・・
それでは、「お金持ちになりたい!」という夢や希望を持つことは良いことだとして、ほとんどの方が現実にお金持ちになれないのはなぜでしょうか?
それは一言でいえば、「お金持ちになりたい!」はあくまで夢や希望であって目標ではないからです。
目標とは、目指すべき具体像のことです。
「お金持ちになりたい!」といってもその”お金持ち”とはどういう人や状態を指すのかは人によって違うはずです。
ですから、”お金持ち”は具体像とはいえませんから、必然的に「お金持ちになりたい!」は目標足りえないということになります。
お金持ちになるための秘訣はつまり・・・
ここまでお読みいただいて、察するところがあるかと思います。
つまり、現実にお金持ちになるには、「お金持ちになりたい!」という夢や希望を持った上で、具体的にどうなりたいかを明確にイメージすることが必要不可欠です。
これがお金持ちになるための秘訣です。
お金持ちになれる人に共通する特徴もこれに集約されますし、実際にお金持ちの人はこの具体的にどうなりたいかを明確にイメージすることを習慣化しています。
それでは、この具体的にどうなりたいかの明確なイメージとは一体どういったものでしょうか?
これこそ人それぞれといえるところでありますが、わかりやすいものとしては、現在既にお金持ちといえる人を自分自身の将来像とすることが挙げられます。
これはあくまでも自分自身の将来像として具体的にイメージできる人にすることがコツといえるでしょう。
たとえば、いくらお金持ちといっても世界1位のビル・ゲイツ氏や2位のウォーレン・バフェット氏を目標とするといってもなかなか自分自身が将来ビル・ゲイツⅡ世やウォーレン・バフェットⅡ世になっているというのを具体的にイメージできる方はなかなかいないかと思います。
※ ウォーレン・バフェット氏についてはこちら(”投資の神様”ウォーレン・バフェットの「3つの投資ルール」とは?)を参照のこと。
もちろん、彼らのような大金持ちになりたいという意欲があって具体的にイメージできるという方はぜひチャレンジしてみてください。
また、この具体的にどうなりたいかの明確なイメージができたら、次にいつまでという「期限」といくらという「金額」を決めておくことも重要です。
これらがないと具体的にどうなりたいかの明確なイメージができているつもりになっているだけで、実際の行動には繋がりません。
この「期限」と「金額」については、資産運用の前段階としての資産形成で「○年後に1000万円の資産をつくる」というのが、お金持ちになるための第一歩としては入りやすいところかと思います。