金利比較に惑わされるな!住宅ローンの基本

いざマイホーム(住宅)購入となると、ほとんどの方が住宅ローンを利用しています。

しかし住宅ローンの基本を理解せずに、安易に金利比較して借り入れてしまっているケースも多いようです。そこで今回は住宅ローンとはどういうものか、また住宅ローンの種類とそれぞれのメリット、デメリットといった住宅ローンの【基本のき】についてお話していきます。

住宅ローンとは〜大切なのは金利だけではない!〜

住宅ローンとは住宅購入時にする借金のことです。

この住宅ローンを利用する、住宅ローンという借金をするに際して、最も重要なのは返済計画になります。

もう少し具体的にいうと住宅ローンを利用する前段階で、「いくらを借り入れて、金利が何%で、何年間かけて元本と利息の総額いくらを返済しなければならないか」を把握しておくということです。

ですから住宅ローンを利用する上で、金利は大切な要素の一つではありますが、そのすべてではないということをしっかり理解しておいてください。

住宅ローンの金利を比較する意味

住宅ローンの金利は、実際に借り入れる際の大切な要素の一つに違いありません。

住宅ローン、つまり借金するということは、貸してくれる金融機関等にみなさんがお金のレンタル料である、利息を支払わなければならないということです。

その際に金利の条件が悪いと借りた金額(元本額)以上に、利息の総額が増えてしまいます。

そうすると、借りた金額(元本額)がなかなか減らなかったり、元本と利息の総額、つまり総支払額が想定を超えて膨らんだりします。

ですから、あくまでも住宅ローンの返済計画の大切な要素の一つとして、金利の条件を比較検討して決めることが重要といえるのです。

住宅ローン利用者が陥りがちなこととは?

近年、超低金利時代といわれて久しい状況にあります。

その中で、すでに住宅ローンを利用して返済中の方たちの中には、ひと昔前の高い金利の条件のまま放置してコツコツ返済されている方も見受けられます。

これが、住宅ローン利用者が陥りがちなことです。

住宅ローンについてしっかり理解している方からすれば、「え!?何でそんな高い金利で放置しているの?それでは利息の払いすぎで損なだけでしょ!」という話でしょう。

しかしご自身の仕事が忙しいなど日常生活の時間に追われる中で、そこまで頭を回せることができない方が非常に多いのも実情です。

もちろん、これは非常にもったいないことです。

なので住宅ローンの仕組み自体は決して難しいものではないですし、住宅(マイホーム)を購入する際にほとんどの方にとって避けては通れないものですから、この機会に最低限の知識は身につけておいていただければと思います。

住宅ローンの種類

住宅ローンの種類は大別すると、民間融資(民間住宅ローン)公的融資(公的住宅ローン)の2つに分けられます。

各々の特徴、メリットとデメリットを押さえることで、住宅ローンの全体像を俯瞰(ふかん)して見ることができるようになります。

金利等の諸条件を比較する材料にもなりますので、しっかりと学んでいきましょう。

民間融資(民間住宅ローン)は銀行が中心

民間融資(民間住宅ローン)は、銀行の住宅ローンが中心になります。

みなさんも、住宅ローンといえば銀行というイメージが強いのではないでしょうか?

ただ、銀行が中心となっていることに違いはありませんが、民間融資(民間住宅ローン)は住宅ローン専門会社や生命保険会社も取り扱っています。

この民間融資(民間住宅ローン)の特徴や、金利のタイプはそれぞれ以下のとおりになります。

民間融資(民間住宅ローン)の特徴(メリット・デメリット等)

・借り入れ限度額が大きい
・物件に対する条件は緩やかな反面、個人の審査は厳しい
・商品の種類が多い
・金利優遇や育児休業付き、退職金一括返済など取り扱いの金融機関によってサービスに特色がある

民間融資(民間住宅ローン)の金利タイプ

・固定金利型
・変動金利型
・固定金利期間選択型
・フラット35 etc.

公的融資(公的住宅ローン)は「自治体融資」と「財形融資」

公的融資(公的住宅ローン)は、さらに「自治体融資」と「財形融資」に分けることができます。

ここでは公的融資(公的住宅ローン)の特徴についてお伝えした上で、「自治体融資」と「財形融資」それぞれの特徴や金利タイプについて説明していきます。

公的融資(公的住宅ローン)の特徴(メリット・デメリット等)

・金利は民間融資(民間住宅ローン)と比較して有利な場合が多い
・借り入れ限度額に一定の制限がある
・物件に対する条件は厳しい

自治体融資とは

都道府県や市町村などの地方自治体が行う融資のことで、条件は自治体によって異なります。

しかし一般的にはその自治体に居住または勤務していることを条件に、一定の収入以下の方で住民税を滞納していないこと等の条件を定めている自治体が多いです。

また金利タイプは自治体によって異なります。

※自治体によって実施していない場合がありますので、詳細はお住まいないしはご勤務先の各自治体にお問い合わせください。

財形融資とは

住宅金融支援機構や雇用・能力開発機構が、一般財形貯蓄・財形年金貯蓄・財形住宅貯蓄などをしている会社員や公務員等を対象としている融資のことです。

勤労者が対象で財形貯蓄を1年以上継続しているかつ、貯蓄残高が50万円以上であることが条件です。

利用限度額は、財形貯蓄の貯蓄残高の10倍か最高限度額4000万円のどちらか低い方になり、フラット35と併せて融資を受けることが可能です。

また金利タイプは「5年固定金利型」です。

民間融資(民間住宅ローン)と公的融資(公的住宅ローン)、どっちを選ぶ?

ここまでで民間融資(民間住宅ローン)と公的融資(公的住宅ローン)それぞれの特徴、メリットとデメリットについて説明してきました。

それでは民間融資と公的融資の、どちらを優先的に利用するべきでしょうか?

実はこれについても、「ケースバイケースです」とお伝えせざるを得ません。

住宅ローンが前回説明しましたように「借金」である以上、他の条件が同一であるという前提では、金利が低いものを利用すべきです。

ただ、それぞれのお住まいやご勤務先の自治体、職業等が異なっている以上、そもそも公的融資(公的住宅ローン)の融資条件に該当するかわからないわけですから、一概にどちらを選ぶべきとお伝えすることはできません。

ここから先はみなさん各自でご判断いただければと思いますが、もしご相談が必要な場合は各金融機関や自治体等に直接お問い合わせいただくか、住宅ローンアドバイザーにご相談されるのが良いでしょう。

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