資産運用

2017年1-3月の日経平均株価と為替の推移、今後の予想

 

 

今回は以前に資産運用を考えるにあたっての参考としてお伝えした2017年の為替(ドル円)や日経平均株価の予想(※)に対してこの1-3月が実際にどう推移してきたか検証していきます。実践において定期的な見直しは重要です。これを行った上で今後について予想を修正する必要があるかも見ていきましょう。

※ 2017年の日経平均株価と為替、円安株高予想は的中する?

 

資産運用2017
2017年1-3月の為替(ドル円)は円高トレンド!この流れは続くのか?

まずは為替(ドル円)から見ていきましょう。

冒頭でもご紹介した年頭の記事(2017年の日経平均株価と為替、円安株高予想は的中する?)では2017年の為替(ドル円)は2016年に続き円高トレンド継続、過去10年間の推移を踏まえて102-124円のレンジ、年末は110-115円、中央値113円と予想しました。

これに対してこの1-3月の値動きは以下の通りです。

 

為替(ドル円)チャート(日足、6ヵ月)

 

上図は直近半年のドル円の日足チャートですが、黄色の枠で囲った部分が2017年1-3月の値動きを表しています。

ご覧いただくと1月3日に118.59円と円安のピークをつけてからは円高トレンドとなり、1月半ば以降3月末現在に至るまでは110-115円のレンジで推移、3月27日には110.09円と110円を突破する寸前の円高水準を記録しました。

 

為替(ドル円)指数チャート(対前年末比)

 

上図は2016年12月30日のドル円レートを100とした場合の2017年1-3月各営業日のドル円レートの指数を表したものです。

こちらの方がよりすっきりした形で年頭以降3月末まで円高トレンドとなっていることがお分かりいただけるでしょう。

それでは今後の為替(ドル円)レートはどのように推移していくと予想できるでしょうか?

 

アベノミクス以降の為替(ドル円)指数チャート

 

上図は安倍政権発足以降、2013〜2017年の各前年末のドル円レートを100とした場合の各年営業日のドル円レートの指数を表したものです。

大まかにいうと2013年は年を通して円安トレンド、2014年は秋口まで円高〜年末まで円安、2015年はほぼ横ばい圏、2016年は米大統領選(2016年11月8日)まで円高トレンドを継続〜年末まで円安といった経過を辿っています。

今年、2017年は1-3月まで円高トレンドです。

今後が必ずしも2013〜2016年までの値動きと近似するとは限りませんが、仮にその可能性を探るとすれば真っ先に2013年は除外されます。

既に1-3月時点で円高トレンドとなっていますから、通年で円安トレンドは描きようがありません。

そうすると目先は2014年や2016年のように円高トレンド継続か、あるいは2015年のようにほぼ横ばい圏に収束するために3月末時点よりやや円安に振れるかのどちらかということになります。

ざっくりと前者の想定レンジを105-110円、後者の想定レンジを115-120円とします。

そうすると先ほどお伝えしたように直近で3月27日に110.09円と110円を突破する寸前まで円高が進行していますから、流れに身を任せる値動きとなった場合は前者の想定レンジ105-110円というのが妥当でしょう。

つまり目先は円高トレンド継続の可能性が高いということです。

ただし、これまでに節目の110円突破を試す動きが何度かあったものの粘り腰で110-115円のレンジに居つく状態を続けていることもたしかですから、このレンジ内で持ち堪えることができれば、後者の想定レンジ115-120円となる可能性も残されています。

この1-3月の推移からすると現時点で年頭の予想を変更する必要はないと判断しますが、目先の値動きは現状の110-115円のレンジも含めてどのレンジに定着するかを見極めていく必要がありそうです。

これについては4月以降、要経過観察といったところですね。

 

資産運用2017
2017年1-3月の日経平均株価はボックス圏相場!放たれるのは上?それとも下?

続いて日経平均株価を見ていきましょう。

冒頭でご紹介した年頭の記事(2017年の日経平均株価と為替、円安株高予想は的中する?)では2017年の日経平均株価は2016年に続き上昇トレンド継続、過去10年間の推移を踏まえて15,300-22,900円のレンジ、年末は19,000-20,000円のレンジ、中央値19,500円と予想しました。

これに対してこの1-3月の値動きは以下の通りです。

 

日経平均株価チャート(日足、6ヵ月)

 

上図は直近半年の日経平均株価の日足チャートですが、黄色の枠で囲った部分が2017年1-3月の値動きを表しています。

 

ご覧いただくとこの期間中、1月18日に18,650.33円と安値、3月2日に19,668.01円と高値をつけており、この高安をレンジの上限と下限としたボックス圏での推移となりました。

 

日経平均株価指数チャート(対前年末比)

 

上図は2016年12月30日の日経平均株価終値を100とした場合の2017年1-3月各営業日の日経平均株価終値の指数を表したものです。

上昇トレンド、下落トレンドどちらも描かれずにボックス圏相場となっていることがより明瞭にお分かりいただけるかと思います。

それでは今後の日経平均株価はどのように推移していくと予想できるでしょうか?

 

アベノミクス以降の日経平均株価指数チャート

 

上図は安倍政権発足以降、2013〜2017年の各前年末の日経平均株価終値を100とした場合の各年営業日の日経平均株価終値の指数を表したものです。

2017年1-3月だけがほぼ横ばいでの推移となっています。

これは上下ともにトレンド形成の糸口が掴めない状態ともいえますから、今後どのように推移していくか予想するのは正直難しいといわざるを得ません。

ただ、直近3月末時点で19,000円を割り込みどちらかといえばボックス圏のレンジの下限に近づいていることからすると、一旦は値が崩れて下放れするおそれがあると見ておいたほうが無難ではあるでしょう。

仮にそうなった場合、1月18日につけた安値18,650.33円を割り込むことになりますから、下値の目安としては18,000-18,500円のレンジが考えられます。

ちなみに昨年末、2016年12月30日の日経平均株価終値は19,114.37円。

ここから5%下落すると18,158.65円になります。

この付近で下値が固まったとすると、4月は過去10年間(2007〜2016年)、例外なく海外投資家が現物株を買い越していますので、反転上昇の公算が大きいかと思います。

ただし、現状のボックス圏相場のレンジ下限付近で粘って下値を固めてくる可能性も否定できませんので、あまり先読みに固執するよりもその時々でのポジション管理を柔軟に行うことを優先させたほうが良いでしょう。

1-3月の推移からすると現時点ではドル円と同様に日経平均株価についても年頭の予想を変更する必要はないと判断します。

まだしばらくボックス圏相場が継続する可能性も大いにありますが、いつ相場が動意づいてもおかしくはないですから、拙速は避けたいところではあるものの、いつでも動けるようにしておきたいものです。

もちろんくれぐれも「相場は相場に聞け」を忘れずに!

 

 

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