最近30代を中心とした20〜40代の若年層の方たちの資産形成への意識が徐々に高まっているのを感じます。資産形成方法の肝となるのは貯蓄と投資、そして保険のバランスです。とはいえどうしても投資にのみ目が向きがちなもの。そこでここでは資産形成の実践にあたっての貯蓄・投資・保険に対する向き合い方についてお話ししていきます。
資産形成方法で最も重視すべきは投資ではなく・・・
まずは資産形成方法の全体像についてお話ししていきましょう。
以下の図をご覧ください。
資産形成方法の全体像
上図にあるように資産形成方法の中心は貯蓄と投資になります。
貯蓄は収入と支出の差額の黒字分を貯めることによって生み出されるものです。
そのために自己投資による収入増や節約による支出減といった方法が考えられます。
一方で投資は貯蓄を元手として株式や投資信託などリスクのある金融商品を購入することです。
30代を中心とした20〜40代の若年層にあたる方が投資を実践するにあたってはまだ貯蓄が不十分な場合が大半ですから、お金がお金を生む仕組み化を意図して地道にコツコツと積立投資するのが一般的といえます。
ここまででお分かりいただけたかと思います。
冒頭にもお伝えした通り資産形成というとどうしても投資にのみ目が向きがちですが、まず重視すべきは貯蓄の方です。
貯蓄と投資、どちらが重要?
上図に貯蓄は「0 to 1」、投資は「1 to n」と書き込みました。
予め誤解なきようにお伝えしておきますが、資産形成方法を実践するにあたってあくまでも貯蓄と投資どちらも重要です。
ただ、貯蓄を持続できる体制が整ってはじめて投資に手をつけることができるということを念頭に置く必要があります。
これは当然といえば当然のことですが、実際にはこの基本中の基本が意外とできていない方が多いのであえてお伝えしています。
資産形成方法における保険の位置付けとは?
ここからは資産形成方法の残った1つである保険はどのように捉えれば良いかについてお話しします。
保険には様々な種類があり種類ごとに捉え方が異なることは否めませんが、保険料の支払いは支出の一部として捉えるのが原則です。
ですから、保険をセールスの勧められるがままに加入するのは支出が過大、つまり無駄遣いとなりやすい点にまず注意する必要があります。
しかし、巷間言われることがある保険は不要ということではありません。
とくに資産形成をこれから実践しようとする方や実践中の方にとって保険は必要な場合が多いといえます。
保険は死亡や病気、ケガなど万が一に備える保障性を持った金融商品です。
万が一のことなので滅多に起こることはないですし、もしかすると起こらないかもしれません。
ただ、仮に万が一のことが起こってしまった場合、金銭以外の損失とともに多額の費用がかかるおそれがあります。
この時に既に十分な貯蓄などの金融資産を保有しているのであれば問題ありませんが、資産形成をこれから実践しようとする方や実践中の方にとってはまだそれがないわけですから大きな問題となります。
そのため保険は必要最低限を見極めた上で早めに加入しておく必要があるといえるでしょう。
ここまでをまとめて資産形成の最初のステップとして以下の2つのチェックポイントが挙げられます。
資産形成の最初のステップとしての2つのチェックポイント
上図の2つのチェックポイントがきちんとクリアできている方は投資を含めた本格的な資産形成の段階に入りましょう。
2つのチェックポイントのどちらかあるいは両方ともにクリアできていない方はまずこれらをしっかり準備してください。
貯蓄を持続するための体制作りや万が一への必要十分な備えをご自身でどのようにすれば良いか分からないという方は主に30代を中心に20〜40代の延べ1,000名以上が受講し満足度93%と高い評価を得ている金融アドバイスのプロ・リンクス(株)が主催する無料、初心者向けの資産形成セミナーがございますのでご活用ください。
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