資産形成の第一歩は毎月の収入から支出を差し引いた金額を地道にコツコツと貯蓄していくことです。これはとくに20代や30代、40代といった若年層、資産形成層と呼ばれる世代の方にとって重要ですが、実践できないという方も少なくありません。そこで今回は今すぐ貯蓄を実践できるようにするおすすめの簡便な方法についてご紹介します。
資産形成の第一歩「貯蓄」を簡単にする方法は発想の転換にあり!
資産形成の第一歩である貯蓄をしていくにあたって王道といえる方法は収入を増やす、支出を減らすの2つです。
収入を増やすには現在お勤めの会社での昇給や転職による年収アップ、副業、起業など様々考えられますが、なかなか思い通りにならないという方が多いでしょう。
そうすると貯蓄をするためにもう一方の支出を減らす、つまり節約を検討することになります。
ただ、支出を切り詰める節約を自然と楽しみながら実践できるという方は既に行っているでしょうし、これを持続させることができれば貯蓄できていることになりますから、何ら問題はないはずですよね。
貯蓄したいけれど節約ができない、続かないからこそ困っているという方が大半でしょう。
そこで貯蓄を今すぐできるようにするために必要になるのが発想の転換です。
資産形成の第一歩「貯蓄」を今すぐできるようにするための発想の転換!
貯蓄できない方は上図の上部にあるように「収入ー支出=貯蓄」として貯蓄額を収入額から支出額を差し引いた余った金額と捉えている場合がほとんどです。
しかし、この考え方では「余らなければ貯蓄できなくても仕方がない」と思ってしまいがちです。
これを上図の下部にあるように発想を転換して「収入ー貯蓄=支出」と考えてみたらどうでしょう。
この考え方では収入額の範囲内で予め貯蓄額を決めてしまうわけですから、余った分を支出額として捉えることになります。
このように発想の転換をするだけで、自然と節約せざるを得ない状態に家計を置いてしまったほうが、長期間にわたって持続的に貯蓄することができます。
仮にそれでも「自分の意志はとても弱いので、預金口座などに残高があると初志貫徹できずに使ってしまうかも・・・」と考える方は給与天引きによって半強制的に貯蓄してしまうのがおすすめです。
この代表的なものとして社内預金や財形貯蓄があります。
また、資産形成の次のステップである積立投資を含めて考えれば、確定拠出年金やNISAを利用するというのも良いでしょう。
資産形成は長期間に渡るもので持続することが何よりも重要ですから、できるだけご自身にストレスをかけずに実践できるよう工夫するのが長続きのコツです。
「貯蓄がなかなかできずに困っている」という方は今回ご紹介した発想の転換をまず行った上で、ご自身に合った貯蓄方法をぜひ見出し実践してみてください。
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