日経平均株価とは? 株式市場の代表的な指数の基本や特徴をわかりやすく解説

新聞やTV、インターネットで目にする日経平均株価。

日本を代表する株価指標というのはわかるけど、一体どういうものなの?と思われる方が多いのではないでしょうか。

株式投資初心者の方は、まず日経平均株価とはどういったものなのか、また日経平均株価の特徴については必ず押さえておきたいところです。

以下に、わかりやすく解説していきます。当記事を読むことで、日経平均株価の見方が変わると思います。最後までお付き合いください。

日本の株式市場の代表的な株価指数 日経平均株価とは?

日経平均株価とは東証一部に上場している企業の中から、日本経済新聞社が225社を選定し、5秒ごと(2017年以降)に計算し値段を公表しています。このことから日経平均株価は日経225、Nikkei225とも呼ばれています。

完全に民間が作成している指標でありながら、最も知名度の高い株価指数です。では次に日経平均株価はどのように計算されているかについて説明します。

日経平均株価の計算方法

日経平均株価は、基本的に選定された225銘柄の株価を「単純平均」して算出しています。

「単純平均」とはあなたが小学生の算数で習った最もシンプルな計算で求められる、「平均」のことです。

例えば、テストの点数がA:100点、B:80点、C:30点であれば、平均点は(100+80+30)÷3=70点となります。

これが「単純平均」です。

しかしながら、単純に構成銘柄である225銘柄の株価を足して225で割ったものではありません。

日経平均株価の算出方法は、株価を旧50円額面相当(みなし額面)に換算したみなし株価(みなし値)を合計し、その合計を除数で割ることで算出されます。

除数で割る理由は後ほど説明いたしますので、ここでは日経平均株価は、基本的に選定された225銘柄の株価を「単純平均」した指数と覚えておきましょう。

株式投資初心者はこれだけは押さえておきたい 日経平均株価の特徴

日経平均株価は、選定された225銘柄の株価の「単純平均」したものでした。

ここから導き出される日経平均株価の特徴はなんでしょうか?

ヒントはズバリ「単純平均」にあります。

つまり、「単純平均」であるということは、日経平均株価は値がさ株(株価が大きい銘柄)の影響を受けやすいという特徴があります。

また業種のバランスについても、ある程度考慮しているものの偏りがみられます。

日経平均株価は上がっているのに、自分の保有している株は下がっているなんてことはありませんか?

それは、もしかしたら日経平均株価の値動きに大きな影響を与える業種の銘柄や、値がさ株のみが上がっているだけなのかもしれません。

日経平均株価において最も採用されている業種は電気機器

2020年8月現在で、最も採用されている銘柄数が多い業種は電気機器で27銘柄、全体の実に1割以上も採用されています。

ここから導き出せる日経平均株価の特徴は、10銘柄採用されている自動車の業種などと合わせて海外売上比率(売上高全体に占める海外の売上高の比率)が高い輸出関連株の影響を受けやすいということです。

日経平均株価における寄与率(構成率)とは?

値がさ株の値動きは日経平均株価の動きに影響を与えます。

日経平均株価を100%とした場合の、銘柄ごとのみなし値の比率のことを寄与率(構成率)といいます。この寄与率の大きな銘柄が日経平均株価の動きに影響を与えやすいということになります。それでは、寄与率の高い銘柄上位5銘柄(2020年8月現在)を見ていきましょう。

①ファーストリテイリング

②ソフトバンクグループ

③東京エレクトロン

④ダイキン工業

⑤KDDI

これらの株価は日経平均株価の動きに影響を与えやすいので、興味を持ってチェックをすると良いでしょう。

日経平均株価に採用される225銘柄は、定期的に入れ替えが行われる!

日経平均株価は1950年から続く株価指数です。当然ですがこの長い年月の間には新しい会社が生まれたり、倒産したりと様々なことがありましたし、これからもあるでしょう。

ですから、そのまま単純平均し続けるだけでは、銘柄の入れ替え等で日経平均株価に採用されている銘柄の株価が変わると、銘柄入れ替えのタイミングで日経平均株価自体が大きく変化してしまい、連続性が途切れてしまうという弊害があります。

そこで、この弊害を防ぐために、その都度「除数(じょすう)」という指標の連続性を維持するために修正を加える値を用いて、ある程度連続性を保っています。

※ちなみに、2020年7月現在の除数は27.859です。

採用される225銘柄については定期的に業種のバランス等を考えて銘柄の入れ替えが実施されています。

ただ、採用される銘柄は一定以上の流動性(取引量が大きく換金しやすいということ)があるものに限られています。

以下に日本経済新聞社HPの日経平均採用銘柄の一覧のリンクを貼っておきますのでご覧ください。

日経平均株価 採用銘柄一覧(日本経済新聞社HP)

 https://www.nikkei.com/markets/kabu/nidxprice/

銘柄入れ替えのタイミング

日経平均株価の銘柄の入れ替えは、年に1度、10月の第1営業日に入れ替えが行われます。

また、採用されている銘柄が上場廃止となったり、東証2部へ降格となった場合には、臨時で入れ替えが行われます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?普段見聞きしている日経平均株価の基本と特徴について解説させていただきました。

これらの特徴を踏まえた上で日経平均株価について見てみると、みなさんはどう感じるでしょうか?

様々な感じ方があると思いますが、一つ言えることは、”日経平均株価は、国内の上場している会社のうち、ごく一部の大企業の株価の影響を受けやすい“ということです。

この点をしっかりと念頭において日経平均株価を見ると、株式投資の銘柄選びにも活かしていくことが出来るのではないかと思いますので、参考にしてみてください。

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