株式投資の初心者に向けた3つの相場格言

株式投資の初心者に向けた3つの相場格言

株式ってリスクがありそうで手を出しづらい・・・

など初心者の方にとって、株式投資は少々ハードルが高いという方もいらっしゃるでしょう。そこで当記事では株式投資を少しでも身近に感じていただくために、おすすめの相場格言を3つご紹介していきます。

人の行く裏に道あり花の山

相場格言の中でも一、二を争う有名な言葉です。

株価の上下は群集心理によって動かされやすいもの。

その時点でその会社の株価が上昇すると多くの人が思っていれば、実際に買い方優位となって株価は上昇しますし、一方、その時点でその会社の株価が下落すると多くの人が思っていれば、実際に売り方優位となって株価は下落します。

ただ、株式投資で成功を収めようとすれば、こうした大勢の人の心理が一方向に偏り過ぎた時に同じように思っているのではうまくいきません。

これは裏を返すと他の人と逆方向の心理を持って売り買いをすることが、成功の秘訣ということになります。

「人の行く裏に道あり花の山」とは端的にそれを表したものです。

これだけだとなかなかイメージが沸きづらいかもしれません。

そこでまずは相場の大底(最下点)から天井(最上点)までに、大勢の人がどのような心理状態になりやすいのかを表した相場格言をもう一つご紹介します。

相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で去っていく

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注:上図はあくまでもイメージです。株価が上図のような値動きをすると確定づけるものではありません。

この相場格言は少々長いですが、米国の著名な投資家であるジョン・テンプルトンが述べたものです。

相場の下落局面で総じて大勢の投資家が悲観的になっている最中に相場は底打ち、上昇し始め、もっと上昇するか再度下落に転じるか懐疑的に思う中で上昇局面が育っていきます。

そして、大勢の投資家が楽観的になったところで天井付近を迎え、最終的に皆が皆楽観的になるという幸福感に包まれながら、天井を付けて再度下落局面へと転じます。

もちろんこの悲観→懐疑→楽観→幸福感という流れがどのような周期で訪れるかというのは市況や銘柄ごとに異なりますが、周期に長短あれども概ね流れとしてはこの4つの経過を辿りやすいとはいえます。

次にこれと先ほどの「人の行く裏に道あり花の山」を照らし合わせると以下のようになります。

”悲観”と”懐疑”で買い、”楽観”と”幸福感”で売るのが「人の行く裏に道あり花の山」

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注:上図はあくまでもイメージです。株価が上図のような値動きをすると確定づけるものではありません。

上図を見ていただくと緑色で囲ってある部分が買い場、黄色で囲ってある部分が売り場ということになります。

注意していただきたいのは、上図は過去のチャートをイメージしたものに過ぎませんから、実際の売買をその時々で判断するのは容易ではありません。

ただ、そうは言っても売買の目安となるものとして、このように投資家心理に着目して、大勢の人とは逆方向に考えることの必要性は感じ取っていただければと思います。

売りは迅速、買いは悠然

売りは迅速、買いは悠然

相場が天井を付け下落局面に転じる時は、あっという間に値崩れしていくことが多いです。

その一方、相場が底を打ち上昇局面に転じる時は、日数をかけてゆっくり値上がりしていく傾向にあります。

この相場の上下動の原則を踏まえると、保有している銘柄を売却する際はためらわずに素早く、これから目星をつけた銘柄を買いにいく際は焦らずゆっくりタイミングを見て、ということになります。

見切り千両、損切り万両

株式投資をする以上、株価が上昇すると見込んで買った銘柄が見込み違いで下落してしまい、含み損を抱えてしまう可能性があるということは、常に考えておく必要があります。

大半の投資家が含み損を抱えてしまった際に、「もうしばらく保有すれば反転して上昇するかもしれない」と淡い期待をしてしまいがちです。

しかし、それは明らかに根拠のない願望に過ぎず、含み損を抱えたまま粘って保有したことで余計に損失を大きくしてしまうということもザラにあります。

これに対する戒めを込めて、損失は避けては通れない必要経費のようなものと考えて、含み損となったら早いうちに潔く損切りすべきというのが「見切り千両、損切り万両」の意味するところです。

ただ、そうはいっても損切りを実践するのは容易ではありません。

これは実際に含み損を抱えてみないとなかなか実感できないものですが、ここでは投資家の心理とはそのようなものと思うに留めておいてください。

それではどうすれば良いのでしょうか?

ここでは最も簡便な解決策を一つご紹介します。

株式投資をする前に「損切りルール」を決める

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注:上図はあくまでもイメージです。株価が上図のような値動きをすると確定づけるものではありません。

これはたとえば事前に「購入した時点の株価より10%値下がりしたら損切りする」というように損切りラインを決めておき、これを実際の売買で何を差し置いても実践するということです。

上図ではある銘柄を黄色の丸印で購入し、買値よりも10%値下がりした株価を損切りラインと決めておき、緑色の丸印で売却するものとします。

また、一度に購入する金額は毎回同じものとし、売買手数料や税金は考慮しません。

そうすると、最初の売買では見込み違いによって損切りラインに掛かってしまっていますので、10%の損失を出してしまいました。

一方、次の売買ではうまく上昇相場となって30%の利益を出すことができました。

これでトータルで20%の利益ということになります。

ここで「この場合なら、損切りルールを守らずに含み損を抱えたままじっと保有しておけば損失を出さずに30%の利益を出せたのでは?」と思われたかもしれません。

たしかに結果だけ見ればその通りです。

しかし、ここではたまたま底打ちが近いタイミングで、さらにたまたまその後に大きな上昇局面を迎えたに過ぎません。

株価の見通しに絶対はありませんから、購入した時点の株価よりも底打ちの株価は20〜30%下ということも往々にしてあります。

また、損切りするということは購入している銘柄を売却して現金化することに他なりませんから、売却できた時点から、再度別の銘柄を購入することも、同一あるいは別の銘柄を様子見してからタイミングを計って購入することもできます。

要するに損切りすることで、損失を出すという痛手を被る代わりに選択肢を増やすことができるわけです。

この点は案外見落としがちなところですが、重要な点ですのでよく覚えておいていただければと思います。

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