贅沢をしていないのに、なぜか毎月お金がカツカツでどうしよう・・・
もう少し貯蓄したいけど余裕がない・・・
などという方も、少し工夫をするだけで上手にお金と向き合うことができます。そこで当記事では、1,000万円の貯蓄を目指すために、家計の見直しをするときに考えるポイントをお伝えします。
家計の見直しのポイント①毎月の収入と支出を把握する!
まずは今どれくらい毎月収入があり、そのうち何にいくら利用しているかを把握するところから始めましょう。食費や家賃、光熱費、携帯料金や保険料、交際費など、どこでいくら使っているのかがわかれば、節約できる部分が明らかになります。
ここをしっかりやらないと、やみくもに節約をしてイライラして長続きしなくなります。まずは目標を明確にするためにも、収入と支出の内容を把握するところから始めてください。
少し関連する話をすれば、食費や光熱費などはクレジットカードで支払っていますか?現金振込や口座振替をクレジットカードに変更するだけでもポイントが貯まり、商品券や飛行機のマイルなどに引き換えすることができます。
まだの人はクレジットカード払いに切り替えてみてはいかがでしょうか?
家計の見直しのポイント②「固定費」を見直して、支出を削っていく!
支出は大きく分けると「変動費」と「固定費」に分けることが可能です。例えば食費や遊興費などのように毎月支出額が変わるものを「変動費」といいます。一方、毎月の支払いが必ず発生するものを「固定費」といいます。
ポイント①で把握した支出のうち、食費や遊興費など、生活の楽しみとなる費用は無理に削ろうとするとストレスが溜まってしまいます。まずは「固定費」を削ることから始めてみましょう。
例えば、携帯料金の中に利用していないサービスはありませんか?またクレジットカードの年会費などもバカにはなりません。まずは固定費を削ること、これが家計の見直しの第一歩です。
以下に代表例を記載しておきますので、参考にしてみてください。
光熱費(ガス・電気・水道・インターネット料金)の節約
毎月必ず使うインフラ料金。今は電力自由化などもあり、消費者が電気会社やガス会社を選ぶことができる時代になりました。
電気会社やガス会社の値段を比較し、安いものを選ぶところから始めてみてはいかがでしょうか?
携帯料金のプラン見直し、利用していないサービスはないか?
日々利用している携帯電話。これについてもプランの見直しをすることで、毎月の利用料を安くすることも可能です。最近は格安SIMなどもありますので、携帯の利用料は固定費の中でも削りやすい項目といえます。
また何気なく加入しているものの、利用していないサービスはありませんか?それらをやめるだけでも無駄な支出を減らすことが可能です。
クレジットカードの年会費
クレジットカードには年会費が無料のものと有料のものがあります。有料のものはそれ相応のサービスが付帯していますが、それらのサービスを利用していない方からすれば、年会費を払う価値はあまりありません。
ただクレジットカードでポイントを貯めたいだけでしたら、年会費が無料のものもありますので、それらに変更してみてはいかがでしょうか?
生命保険・損害保険のプラン見直し
加入している生命保険や損害保険のプランを、適切な保障額に見直しをすることで毎月の保険料負担を軽減できます。
特に、生命保険は貯蓄性の高い商品と掛け捨ての商品では、保険料が異なります。どのような目的で生命保険に加入しているのかを今一度確認し、必要に応じて複数の保険会社を比較して見直しをしてみるといいでしょう。
毎月払っているジムなどの代金
行くつもりで入会したが、なかなか行けずにただお金を支払っている状態ならば、今すぐ退会手続きをしましょう。
自動車関連費用
自動車に関わる費用は購入資金のみではありません。ガソリン代や自動車税、車検代など、購入後も出費がかさみます。
今はカーシェアサービスも主流になってきておりますので、頻繁に乗車しない方は売却するのも一つの手でしょう。
住宅ローンの借り換え
家を購入する際に住宅ローンを組まれている方は、借入金利がいくらか確認をしてみましょう。そして金利が高い場合は、借り換えの相談をすることをお勧めします。
超低金利時代だからこそ、借り換えメリットが発生する可能性があります。金利が低くなれば、毎月の支払金額が減り、支出を減らすことが可能です。
家計の見直しのポイント③家計簿アプリの活用がオススメ!
毎月の収入と支出の金額を管理するには、家計簿をつけるのが一番わかりやすいでしょう。ただ、毎日家計簿を付けるのは面倒という方も多いのではないでしょうか?
そんな時に便利なのが家計簿アプリです。「マネーフォワード」や「Zaim」といった家計簿アプリは、登録した口座の入出金を自動的に反映してくれる機能があります。またレシートを撮影するだけで金額を読み取ってくれる機能などがあり、面倒くさがりな方でも気軽に続けられるように設計されています。
ぜひ一度、試してみるとよいでしょう。
家計の見直しのポイントまとめ
まずは毎月の収入と支出をしっかりと把握し、「固定費」を削っていくのがやりやすく効果が出やすいです。
「固定費」ですがここでまとめますと、
・光熱費(電気・ガス・水道・インターネット料金)
・携帯料金、クレジットカードの年会費
・生命保険・損害保険
・毎月支払っているジムなどの代金
・自動車関連費用
・住宅ローン
となります。
また最近では家計簿アプリなどもありますので、スマホで簡単に家計の状況把握が可能になってきました。
家計の見直しを実施していただき、毎月の支出を貯蓄に回すことができれば、家計も豊かになり嬉しいですね!