【FP目線で考える】初心者の方必見!資産形成や資産運用(積立投資)をいつから始めればよいのか?

【FP目線で考える6】初心者の方必見!資産形成や資産運用(積立投資)をいつから始めればよいのか?

気持ちも新たに何かをスタートしようと思う際、新しい趣味を見つけるなんて方もいるでしょうし、目標を決める方もいるのではないでしょうか?

そんな時に、ぜひ考えていただきたいのは資産形成や資産運用(積立投資)についてです。よくお客様から、

「まだ何もしていないのですが、いつから始めるのがよいのでしょうか?」

という質問をいただきます。何か目標を立てる方が多い時期だからこそ!資産形成や資産運用(積立投資)について考えてみるのもいいかもしれません。

第6回目はそんないつから資産形成や資産運用(積立投資)を始めればいいの?という質問にお答えしていきたいと思います。

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資産形成(貯蓄)をいつから始めればよいのか?

結論から申し上げます!今、この瞬間、思い立った時からスタートをするのがよいと思います。

特にまだ何も始めていないという方ほど、今この瞬間からスタートをするべきだとアドバイスをしていることが多いです。

会社員の方を例に取って見てみましょう。

貯蓄ができる回数=お給料をもらう回数

貯蓄ができる回数=お給料をもらう回数

まだ何もしていないという会社勤めの方が収入を得ることが出来るのは、お給料をもらうタイミングです。これは原則毎月1回と決められているケースが多いのではないでしょうか。

収入がないと貯蓄もできません。すると、どうでしょう。お給料をもらうタイミングが資産形成や貯蓄をすることができるタイミングですので、何もしていない方が貯蓄をできる回数は自然とお給料をもらう回数と一致するということになります。

新卒22歳の人と40歳の人の違い

仮に65歳まで仕事をしてお給料をもらうという前提で話を進めていきましょう。

新卒の22歳の人は、65歳まで残り43年ありますので、

43年×12カ月=516回

となり、仮に毎月10,000円ずつ貯蓄をすれば銀行預金でも516万円、積立投資などの資産運用を行い結果がうまくいけば、それ以上の資産を作ることが可能です。

一方、40歳の人はどうでしょうか?65歳まで25年しかありませんので、

25年×12カ月=300回

となり、仮に毎月10,000円ずつ貯蓄をすれば銀行預金では300万円しか貯蓄ができません。

つまり、時間がある人ほど有利であるということがわかりますね。

1,000万円の資産を貯金だけでなしえるならば…

上記の2人が1,000万円を貯金だけで65歳までにするということであれば、もっとわかりやすいかもしれません。(それで老後に足りるのか!?というと足りないと思いますが、あくまでも例です。)

新卒22歳の人は43年ありますので、

1,000万円÷516回≒2万円

となり、月20,000円で65歳までに1,000万円貯まることになります。

一方、40歳の人はどうでしょうか?

1,000万円÷300回≒3.4万円

となり、同じ金額を貯めるにしても毎月必要な貯蓄額が約1.4万円の差が発生してしまいます。

これらを考えれば、資産形成(貯蓄)は時間がある人が楽に目標を達成できることがわかりますね!

資産運用(積立投資)という観点に立つと…

それでは、資産運用(積立投資)という観点に立つとどうでしょうか?ここでは毎月3万円の積立投資をしたと仮定します。利回り0%、利回り3%、利回り6%で運用ができたと仮定しましょう。すると積立投資の効果は以下のようになります。

ご覧のとおり、時間が経過すればするほど、差がひらいていきます。これを運用の複利効果と言いますが、この観点においても時間がある人ほど資産運用には有利だということがわかりますね。

まとめ

資産形成や資産運用は、時間がある人が有利です。時間があれば、選べる制度や商品も変わってくると思います。

みなさんも思い立ったその日から始めてみてください。きっとあの時始めておいてよかったと思える日がくると思いますよ!

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